木造阿弥陀如来坐像(自性院)
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更新日:2024年2月19日
自性院
平成元年登載
自性院安置の阿弥陀如来坐像は像高37センチメートルで、ヒノキを用い、寄木造りという技法で作られたものです。
本像の内部には、制作の際に記された応永三十癸卯年六月廿日施主敬白良澄という銘文があります。これによって、本像は室町時代の応永30年(1423)に良澄なる人物が施主となって制作されたことが判ります。一般的に仏像の制作年代を確定することはむずかしく、作風や技法からおおよその時代を推定できる程度ですが、本像は銘文によって制作年代が確定できる貴重な作例です。
木造阿弥陀如来坐像
銘文
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