山東京伝机塚の碑
ページID:148408232
更新日:2024年9月10日
浅草寺
平成2年登載
山東京伝は、多数の洒落本・滑稽本を著した江戸時代の代表的な戯作者です。また、北尾政演の画号で浮世絵師としても著名な人物でした。晩年は故事古物の考証にも精力をかたむけ、文化13年(1816)9月に56才で没しました。
山東京伝机塚の碑は、高さ143センチメートルで本小松石(神奈川県真鶴産)を用いています。京伝の没後、弟の京山が造立したもので、表面には京伝が生前に著した愛用の机についての小文を刻み、裏面には京伝の友人であり、当時を代表する文化人でもあった大田南畝の撰による京伝の略歴を銘記しています。
本碑は、京伝の経歴や人間性を知ることのできる貴重な歴史資料のひとつです。
山東京伝机塚の碑
お問い合わせ
生涯学習課文化財担当(生涯学習センター)
電話:03-5246-5828
ファクス:03-5246-5814