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こども園でコンポスト体験!

ページID:657453279

更新日:2024年10月3日

コンポストの活用実験について

幼少期より「生ごみを捨てない暮らし(コンポスト)」に触れて、食の大切さやごみについて考えるきっかけ作りをする目的で行っています。
この体験で感じたことを家庭で話し合っていただき、生ごみを捨てない暮らしが生活に根付いてほしいと考えています。

今年度は、たいとうこども園でコンポストの講座を行いました

一回目の講座~コンポストの利用~

台東区立たいとうこども園で、バッグ型のコンポストを使って生ごみを循環させる講座を行っています。
一回目の講座では、コンポストを使った食循環やコンポストの利用法を楽しく学びました。

二回目の講座 ~堆肥の熟成~

二回目の講座で堆肥の熟成について学びました。
熟成方法を学ぶ前に、今までコンポストを使ってきて、楽しかったことや大変だったこと、気付いたことなどを聞きました。
「カビが生えてた」「生ごみがなくなった」「掘ること、まぜることが大変だった」「みんなでやったのが、楽しかった」
たくさんの気付きと大変さの中から楽しさを見つけてくれていました。
また、熟成中のお世話をやりました。みんなで、順番に水を入れて、中の基材をよく混ぜました。

熟成開始から約3週間

とうもろこしの芯や大きめに切った野菜以外の生ごみは、もうほとんどありませんでした。
順調に熟成が進んでいました。

三回目の講座 ~堆肥の活用~

三回目の講座で堆肥を使って野菜を植えました。
まずは、前回までの振り返りをしました。
コンポストにはどんなものを入れたかな?「バナナの皮」「みかんの皮」「ねぎ」など色々なものをあげてくれました。
では、コンポストの中で生ごみを分解してくれているのは、何かな?「びせいぶつ!」
生ごみの分解者「びせいぶつ」の名前をしっかりと覚えてくれています。
すぐに言葉が出てくるほど、コンポストが根付いているようです。

出来た堆肥を肥料にして、園庭の菜園に野菜を植えます。
熟成が終わった堆肥はどんな様子かな?バケツに堆肥を出して観察しました。
たくさん入れた生ごみがないね。生ごみの臭いもしないね。
今日は、ブロッコリー・カリフラワー・芽キャベツを植えました。
堆肥の栄養を吸って大きく育ってね。

この体験を通して

・生ごみをコンポストへ入れることへの好奇心
・ごみを減らそうと思う気持ち
・食べられるものを捨ててしまうことへの「もったいない」の気持ち

コンポスト体験を通して、たくさんの学びがありました。
このコンポスト体験を今後、ご飯を残してしまいそうになったとき、料理をするときなどに思い出してほしいと思います。

できた堆肥を台東区谷中にある『朝倉彫塑館』へ贈呈しました

たいとうこども園でコンポストを使ってできた堆肥を朝倉彫塑館へお渡ししました。
今後、屋上で育てている野菜の肥料として使います。
区内で生ごみの循環の輪が広がりました。
朝倉彫塑館にお越しいただいた際は、是非屋上も一緒にご覧になってください。

区では『生ごみを捨てない暮らし』を推奨しています

台東区と株式会社大丸松坂屋百貨店、ローカルフードサイクリング株式会社とが協定を結び「生ごみをごみとして処理しない。循環型ライフスタイルへの転換」を推進しています。
協定について詳しくはこちら。

お問い合わせ

清掃リサイクル課(普及啓発)

電話:03-5246-1018

ファクス:03-5246-1159

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