都知事との意見交換(令和6年10月16日)

　10月16日（水曜日）、オンライン会議にて小池都知事と意見交換を行いました。これは、東京都が知事と区市町村長との意見交換を通して、各区市町村における課題や今後の取組等を把握し、「『未来の東京』戦略」等の推進や来年度予算の検討に活かしていくために実施しているものです。
　私からは、来年1月から放送される大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」を活用した区の取組みについて紹介した後に、区と都に共通する喫緊の課題であり、これまで以上に連携した取り組みが必要である事項について、3点、提案をいたしました。
　まず、「地域産業の国際競争力の強化」についてです。本区の高い技術を誇る靴製造事業者や斬新なヒット商品を生み出している玩具の卸売事業者など、各業界の発展に向け、さらなる連携と、国ごとの消費者の嗜好、市場動向や商慣習についての情報提供など、業界への支援の強化をお願いしました。
　次に、「観光バス対策」について、観光バス駐車場の整備や、観光バス対策を都内の広域的課題として協議する体制の構築について検討をお願いしました。
　最後に、「避難所避難者の安全・安心な避難備蓄の整備」についてです。トイレやシャワーを搭載したトレーラーの配備や仮設トイレ、段ボール製インスタントハウスの備蓄など、避難所の環境整備の一層の強化をお願いしました。
　今後も、国や都と適時、意見交換を行うとともに、連携を深め、地域社会の更なる発展に向けて取り組んでまいります。

会議の映像・議事録については、後日、上記リンク先に掲載されます。(掲載に時間がかかる場合がございます。)