こんにちは区長です（平成30年5月27日）

　5月27日（日曜日）、東京国立博物館の平成館大講堂にて、講演会シリーズ「江戸から学ぶ」キックオフイベントを開催し、多くの方にご参加いただきました。
　第一部では、徳川御宗家十八代当主であり、公益財団法人徳川記念財団理事長の徳川恒孝氏による基調講演、第二部では、徳川恒孝氏、東京都江戸東京博物館名誉館長の竹内誠氏、東叡山寛永寺長臈の浦井正明氏とともにトークセッションを行いました。江戸学の第一人者である先生方のお話は、世界に誇る江戸の文化や、当時の人々の生活と心情が浮かび上がるようで、大変貴重で有意義な時間となりました。講演会は、本日を皮切りに、7月から連続講座を第7回にわたり開催していきます。
　台東区には、江戸の昔から続く伝統行事や、寺社仏閣、名所旧跡の数々があり、まちや暮らしの中に、江戸の文化が息づいています。こうした江戸からつながる地域資源を「江戸ブランド」として磨き上げ、様々な事業を通じて、多くの方にその魅力をお伝えしていきたいと考えています。「江戸に学び、未来を切り拓く」。私は、この考え方に基づいた取り組みが、本区のさらなる活性化と、未来を支える力になると考えています。
　「江戸ルネサンス元年」と位置付ける本年、江戸を活かした様々な事業を展開し、本区のより一層の発展につなげてまいります。
※「徳川」の「徳」の字は正確には、旧字体（「心」の上に横線）ですが、機種依存文字のため、常用漢字に書き換えて掲載しています。

トークセッション2枚（両写真とも左から浦井正明氏、徳川恒孝氏、竹内誠氏）