こんにちは区長です（平成30年5月23日）

　5月23日（水曜日）、区と区内三消防署の合同で「総合水防訓練」を実施しました。
　当日は、地元の消防団や町会、災害時支援ボランティアの方々にもご参加いただき、総勢約200名で訓練を行いました。訓練では、ポリタンクや段ボール箱などで建物への雨水等の流入を防ぐ「建物浸水防止工法」や、浸水した建物内からD級ポンプにより排水する「D級ポンプ活用排水作業」など、様々な水防工法に取り組みました。参加した皆様の一糸乱れぬ機敏な動きを拝見し、日々の訓練の賜物と、大変心強く思いました。
　近年、異常気象と思われる豪雨が頻発しており、昨年は、福岡・大分両県において、河川の氾濫や土砂崩れを引き起こす集中豪雨が発生しました。これから、梅雨・台風など雨の多い季節を迎えます。大雨による被害を最小限にくいとめるには、区はもとより、区民の皆さま一人ひとりが、日頃から風水害への心構えと、発災時の冷静な判断力・行動力を身につけておくことが大切です。
　区では、国や都の協議会と連携して、情報収集や連絡体制の強化に取り組むとともに、今後も訓練を実施しながら、発災時、迅速・適切に行動できるよう努めてまいります。