こんにちは区長です（平成29年6月16日）

　6月16日（金曜日）、鈴乃屋きものギャラリーで開催された、須賀一写真展「昭和の上野」の内覧会及びレセプションに出席しました。
　須賀先生は、昭和30年代から現在に至るまで、上野公園や寛永寺、アメ横といった上野の風景をはじめ、そこに生きる人々の日常などを撮り続けています。作品数は約8万点を超えると伺っており、これらは、上野の歴史を刻んだ大変貴重な記録であり、台東区の宝といえるものです。
　写真展は、貴重な須賀一コレクションの中から、後世に残すべき選りすぐりの写真が約100点展示されています。写真からは、今そこで動いているかのように、写っている人々の息づかいや感情が伝わってきます。これは、レンズ越しに街や人を温かく見つめ、寄り添うように写真を撮られている先生だからこそ、表現できるものであると感じています。
　本写真展は、今月の26日（月曜日）まで開催しています。ぜひ、この機会に、上野の風景やそこに生きる人々の温もりを感じていただけると幸いです。