環境測定について

（1） 大気
　工場などの事業活動や、自動車の使用により大気中に排出されるガスには、様々な汚染物質が混じっています。その量によっては、私たちの健康に影響を及ぼしかねません。区では、大気汚染の状況を総合的に把握するため台東清掃事務所北上野分室で常時測定を行っています。
　常時測定の測定結果は、汚染対策や各種施策の資料として活用されています。

• 二酸化窒素（NO2）の経年変化
• 浮遊粒子状物質（SPM）の経年変化

（2） 道路交通騒音・振動
　区内には交通量の多い幹線道路が縦横に走っており、自動車から発生する沿線の騒音・振動が問題になっています。区では、こうした状況を把握し、東京都に報告するなどを通じてより良い施策に役立てるため、交通騒音・振動を測定しています。

• 道路交通騒音・振動　調査結果

（3） 水質
　　区東部には、日本を代表する都市河川である隅田川が流れています。隅田川は昭和30年代には産業化・都市化にともなう工場排水・生活排水により著しく汚れていましたが、様々な努力により徐々にその水質は向上し、現在ではだいぶ魚の姿も見えるようになりました。しかしまだまだ生物が安定してすめる川とは言えません。区では、水質の現状を把握し、より一層の浄化対策に役立てるための資料を得るために水質検査を行っています。　

• 隅田川水質調査