こんにちは区長です(令和元年7月21日)
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更新日:2019年7月21日
令和元年7月21日
7月21日(日曜日)、国立西洋美術館の講堂において、世界遺産区民講座を開催しました。
区ではこれまでも、区民一人ひとりが世界文化遺産を理解し、次世代へ継承していくことを目的に、世界遺産区民講座を開催してきました。今年は、1959年に国立西洋美術館が開館して60年という節目の年であることを記念して、「上野の歴史と国立西洋美術館の60年を振り返る」と題した講座を実施し、約100名の方にご参加いただきました。
当日は、国立西洋美術館や上野に関わりの深い方々をパネリストとしてお招きし、馬渕国立西洋美術館長による進行のもと、60年前の開館時の様子や、3年前の世界遺産登録の経緯などについて、パネルディスカッション形式でお話をしていただきました。
講座終了後に、「世界遺産である国立西洋美術館が身近に感じられた」、「開館当時の様子を聞けて良かった」といった感想が寄せられるなど、参加された方々にとって、有意義な時間となったのではないかと思っております。私も、この講座を通して、人類共通の宝である国立西洋美術館の大切さや、「世界遺産のあるまち 台東区」の魅力を一人でも多くの方に伝えていく必要性を改めて認識しました。
スポーツと文化の祭典である東京オリンピック・パラリンピックの開催まで、いよいよ1年となりました。国立西洋美術館の文化的・建築的価値の継承に引き続き努めるとともに、国内外から訪れる多くの方に、本区の魅力を伝えてまいります。
パネルディスカッション前の挨拶
パネルディスカッションの様子