「敦煌莫高窟壁画第57窟 南壁中央 仏説法図右脇侍菩薩部分(初唐)」押山 治
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壁画について | 南壁中央の仏説法図は、双樹・宝蓋の下で八角形の須弥座上に結跏趺座にした仏が説法をしている。左右に脇侍菩薩、その背後に2比丘8菩薩を従え、下方に小さく金剛力士を添えている。左右相称形にバランスよくまとめられた構図、装飾性豊かな表現などから、初唐代の仏説法図の中でも名品とされている。右脇侍菩薩は保存に優れ、慈悲深き表情に威厳を漂わせ、宝冠・胸飾・瓔珞、耳環・腕輪などで美しく飾りたてられた優美な姿である。 | |
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制作者の紹介 | 1961 年 | 横浜生まれ |
1987 年 | 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業 | |
1989 年 | 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了 | |
現在 | 東京都立総合芸術高等学校講師、日本美術院院友 | |
主な展示会 | 1990 年 | レスポワール新人選抜展個展 |
1993 年 | 院展初入選 | |
受賞歴 | 1987 年 | 台東区長賞 |