こんにちは区長です(平成28年7月17日)
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更新日:2016年7月20日
平成28年7月17日
7月17日(日曜日)に、国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品」が、トルコ・イスタンブールで開催された第40回ユネスコ世界遺産委員会において、世界文化遺産として登録されました。
午後5時14分に登録が決定した瞬間、審議を見守っていた関係者から大きな拍手とともに、歓喜の声が上がりました。10年の長きにわたり、地域と一体となって推進してきた活動がついに実を結び、皆様と一緒に喜びを分かち合うことができて、私にとっても、忘れられない瞬間となりました。
これまでご尽力いただきました、たいとう推進協議会の皆様、台東区議会の皆様、そして文化庁をはじめ国立西洋美術館、東京都など関係者の皆様、また、ご支援してくださった区民の皆様に、心より感謝申し上げます。
国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエ、建設に携わった3人の日本人建築家(前川國男氏、坂倉準三氏、吉阪隆正氏)、そして、建設のきっかけとなり、「松方コレクション」として多くの西洋美術作品を収集した松方幸次郎氏の功績を讃えたいと思います。
これから台東区は、地域と一体となって、貴重な文化遺産を大切に守り、次の世代にしっかり継承してまいります。
そして、「世界遺産のあるまち」台東区として、今まで以上に国際文化観光都市の魅力や素晴らしさを世界に広く発信していきたいと考えていますので、引き続き、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
登録決定の瞬間
服部区長、宮田文化庁長官、馬渕国立西洋美術館館長
服部区長挨拶
現地からの中継(太田議長、石山会長)
※推進3団体
- 「台東区国立西洋美術館世界遺産登録推進会議」(会長:服部征夫台東区長)
- 「台東区議会国立西洋美術館本館世界遺産登録推進議員連盟」(会長:太田雅久区議会議長)
- 「国立西洋美術館世界遺産登録たいとう推進協議会」(会長:石山和幸氏)