このページの先頭です
このページの本文へ移動

これからの公園整備について(今後の整備予定)

ページID:312336463

更新日:2024年10月3日

 区ではこれまで、地域の特色や利用者の意見などを踏まえ、子育てやバリアフリー、防災機能の強化など様々な視点で、公園を整備してきました。一方、社会状況や区民の価値観の変化に伴い、公園に対するニーズはさらに多様化しており、今ある公園をさらに有効に活用し、より魅力ある公園としていく必要があります。
 そこで、令和2年度に区の公園に参考となる他自治体の事例の調査、令和3年度に公園の利用状況やニーズを把握するための利用実態調査及びアンケート調査を実施し、それらの結果を活用し、整備の手法や規模、優先度などについて検討を行いました。

これからの公園整備(検討の結果)

(1)公園整備の考え方

「安全に利用できることを前提に、多様化するニーズに区内の公園全体で応えていく」

(2)整備の方向性

 利用実態調査及びアンケート調査の結果のほか、各公園の基礎データや職員による現地調査の結果をもとに、現段階での各公園の整備の方向性を3つに分類しました。

整備の方向性
分類 整備内容
再整備 ・要改修箇所の対応に加え、多様化するニーズを踏まえ、新たな機能を導入します。
 (2,000平方メートル以上に限る。)
・要改修箇所の対応に加え、利用実態等に沿った整備をします。
施設更新 ・経過年数が30年以上を基準とします。
・複数の要改修箇所をまとめて工事で対応します。
維持 ・経過年数が30年未満を基準とします。
・要改修箇所を個別の工事で対応します。
・要改修箇所がない場合は、現状維持とします。

※要改修箇所とは、安全確保や利便性向上を図るため、計画的な改修を要する箇所をいう。
※緊急時などの部分的な修繕の必要が生じた場合は、別途工事を行う。

(3)再整備について

 再整備では、公園の全面整備を行うことで、「新たな機能の導入」または「利用実態に沿った整備」を進めます。

(1)新たな機能の導入

 アンケート調査等の結果をもとに、台東区の公園に求められている利用者のニーズを把握しました。これに対応するための機能として、水遊び施設、スポーツコーナー、インクルーシブ遊具をはじめ、台東区にない遊具の導入等を検討します。新たな機能の導入にあたっては、他自治体の事例の調査結果を活用し、公園面積等の条件を考慮するとともに、区全体でバランスに配慮した配置とします。

(2)利用実態に沿った整備

 利用実態調査等の結果をもとに、利用者に偏りがみられる公園や、近隣の公園との棲み分けが可能な公園について、新たな役割を担う公園として再整備します。
 (例)遊具中心→休憩中心(子供の利用が少なく、大人の利用が多い公園)
    児童向け→学齢前向け(学齢前の子供の利用が多く、周辺に児童向けの公園がある)

(4)公園トイレについて

・「さわやかトイレ整備方針」及び「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン(令和4年3月改訂)」を踏まえ、計画的な整備を推進します。
・トイレの規模については、これまでの建築可能面積の視点に加え、利用実態調査の結果を踏まえて検討します。
・整備手法については、規模が変わる場合、または、材質の見直しが必要な場合は「改築」とし、規模が変わらず、かつ、材質の見直しが不要の場合は、躯体を再利用して施工できる「改修」とします。
・整備時期については、できる限り公園自体の整備時期に合わせて整備を行います。

公園整備の進め方

 経過年数や費用の平準化などを視野に、整備の方向性に沿って、計画的に公園を整備していきます。なお、整備の方向性の分類については、定期点検の結果や要改修箇所の対応状況により、必要に応じて見直しを行います。

整備予定(行政計画の期間にあわせて公表)

公園
事業内容 令和5年度 令和6年度 令和7年度
再整備 設計 小島公園 千束公園 田原公園
待乳山聖天公園
工事 小島公園 千束公園
施設更新 設計 谷中清水町公園 岡倉天心記念公園
根岸二丁目児童遊園
工事 妙亀塚公園
堤児童公園
谷中清水町公園 岡倉天心記念公園
根岸二丁目児童遊園
公園トイレ
事業内容 令和5年度 令和6年度 令和7年度
改築 設計 西町公園
小島公園
柳北公園 田原公園
待乳山聖天公園
工事 大正公園 西町公園
小島公園
柳北公園
改修 設計 谷中清水町公園
工事 谷中清水町公園

お問い合わせ

公園課 公園計画担当

電話:03-5246-1324

ファクス:03-5246-1319

本文ここまで

サブナビゲーションここまで