セアカゴケグモにご注意ください
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更新日:2024年9月6日
セアカゴケグモとは
ヒメグモ科の毒グモで、特定外来生物に指定されています。平成7年に国内で初めて見つかりました。平成26年9月には三鷹市において都内で初めて確認され、令和元年9月には区内においても初めて確認されました。今後も安全確保のため日常管理の強化を行っていきます。
セアカゴケグモの攻撃性は弱いので、素手で捕まえようとしたり、うっかり触ってしまったりということがなければ、咬まれることはありませんが、毒を持っていますので、決して素手で触らないように注意してください。
毒を有するのはメスのみで、オスに毒はありません。
セアカゴケグモの特徴
・体長は約0.7~1センチメートル、全体的に光沢のある黒色で背中に赤い帯状の模様があります。また、腹面には砂時計型の模様があります。
・日当たりが良く暖かい場所を好み、地面や人工物のすきまなどに巣を作ります。
次のような場所にご注意ください
- 排水溝の側面やふたの裏側
- 庭やベランダに置いたままのサンダル
- プランターや鉢植えの底
- エアコンの室外機の裏
- ベンチの裏 ほか
・屋外で作業をする際は、長袖・長ズボン・軍手などを着用して、肌が露出しないように気を付けましょう。また、屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性がありますのでご注意ください。
背側
背側
腹側
※写真:環境省提供
参考【環境省】セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください(外部サイト)
駆除方法
市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧するか、熱湯をかける、または靴で踏みつぶします。
咬まれたときの症状
- 咬まれた直後は軽い痛みを感じる程度ですが、次第に痛みが強くなり四肢に広がります。発汗や熱感、かゆみを伴うこともあります。
- 重症化すると吐気や発熱、頭痛、血圧上昇、頻脈などの全身症状が現れることもあります。
- 乳幼児や高齢者は重症化することがあるので、注意が必要です。
- 日本では、セアカゴケグモの毒で死亡した例年はありません。
もしも咬まれたら
咬まれた部分を水で洗い、毒を落とします。その後、できるだけ早く医療機関を受診してください。その際、咬みついたクモの死がいがあれば、治療の参考になりますので持参してください。
お問い合わせ
特定外来生物に関すること・・・台東区役所 環境課
電話:03-5246-1283
健康被害に関すること・・・台東保健所 保健予防課
電話:03-3847-9476