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「敦煌莫高窟壁画第220窟 東壁 門上仏説法図(初唐)」(中)只内 寿則

ページID:582900099

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( 平成6年度 )

壁画について奈良の法隆寺金堂壁画に年代、様式ともに最も近いといわれている壁画です。保存状態の最大の特徴としては、色彩の劣化が少ないことです。衣の朱の色や緑青、肌のピンクも1300年以上も経ったとは思えないほど鮮明に残っています。これは壁画が描かれた初唐から2、300年が経った宋代(960~1279)に、漆喰で塗り潰し、別の絵が描かれ、その後解明されて剥がされる800年近い年月の間、いわばコーティングされていたということによるものです。
制作者の紹介1993 年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
1995 年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了
現在日本美術院院友
主な展示会1997 年有芽の会(池袋西武アートフォーラム)(同~ '02)
1999 年個展レスポワール展(銀座スルガ台画廊)
2001 年グループ展六希会(銀座スルガ台画廊)(同~ '05)
2003 年新樹会(日本橋三越)
受賞歴1999 年有芽の会 日本更正保護協会理事長賞
2001 年有芽の会 日本更正保護協会理事長賞
2004 年第10回松伯美術館花鳥画展大賞