「敦煌莫高窟壁画第220窟 東壁 南側維摩経変相部分 維摩詰(初唐)」笹本 正明
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壁画について | 維摩詰は維摩詰所説経の中で活躍する居士(在家の信者)で仏の在世当時、中インドに住む仏教教理に通暁した富豪であった。旧来の仏教の保守的な考えを批判し仏弟子や菩薩を論破したが、文殊菩薩のみが対等に問答をした。几帳の中の維摩は、羽扇を持ち机にもたれ、文殊に問いを発している。その厳しい表情は真に迫り、さらに周囲の調度や服飾の細部まで入念に表している。 調査の為実際に敦煌を訪れた旅行を含め、この壁画制作の経験は今の自分の財産になっていると思います。 | |
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制作者の紹介 | 1966 年 | 東京都生まれ |
1989 年 | 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業 | |
1991 年 | 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了 | |
現在 | 日本美術院院友 | |
主な展示会 | 1990 年 | 春の院展初入選 院展初入選(以後毎年出品) |
1992 年 | 東の会日本画展(池袋東武百貨店) 有芽の会(有楽町西武アートフォーラム) | |
1993 年 | 六星会(銀座スルガ台画廊)(同~ '97) | |
1995 年 | 彩樹会(日本橋秀山堂画廊)(同~ '00) | |
1996 年 | 息吹の会(銀座ナカジマアート)(同~ '01) 第3回管楯彦大賞展(倉吉博物館) 第1回東京日本画新鋭選抜展(大三島美術館) 青峰会(松屋銀座)(同~ '97) | |
1997 年 | 皐月会日本画展(大沼山形店) 周防の煌展(おとまつ画廊/山口県防府市) | |
1998 年 | 個展(銀座スルガ台画廊)(同 '05) | |
1999 年 | 笹本正明・武田州左二人展(千代春画廊/京橋) | |
2001 年 | 個展(おとまつ画廊/山口県防府市)(同 '05) | |
2002 年 | 日本画アニメーション「Chapel」制作(千代春画廊/京橋) | |
2003 年 | 個展(増保美術/銀座)、新樹会(日本橋三越) | |
2004 年 | 個展(天満屋/岡山) 第7回日本ハンガリー現代版画展(上山田文化会館/長野県) 銅版画集「NUDE-12」発売(千代春画廊/京橋) | |
2006 年 | 個展(千代春画廊/京橋) | |
受賞歴 | 1993 年 | 有芽の会 法務大臣賞 |