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「敦煌莫高窟壁画第57窟 西壁 龕外南側(初唐)」(左)山本 浩之

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( 平成11年度 243.5cm × 58.5cm )

壁画について蓮台に立つ菩薩は、華やかな衣や装身具を身につけ、悠然としている。体をやや反らせ、ふっくらした顔に厳かな表情を浮かべた様子は唐代の美意識を体現している。

(出典:文化出版局刊行『敦煌石窟・第5巻』より)

実物が壁画なのに対し、本模写は現地での色彩調査を経て薄美濃紙(薄い和紙)に壁の質感を再現し、天然顔料を用い日本画の技法で制作した。
制作者の紹介1998 年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2000 年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了
2003 年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程満期退学
東京藝術大学日本画研究室非常勤助手(~2006年)
2006 年筑波大学大学院人間総合科学研究科 講師(~2011年)
2011 年筑波大学芸術系 講師(~2013年)
2013 年筑波大学芸術系 准教授
現在公益財団法人日本美術院同人、筑波大学芸術系准教授
主な展示会公募展院展、春の院展
個展レスポワール展(2001年 銀座スルガ台画廊)、「更生保護」表紙絵による 山本浩之作品展(2011年 ナカジマアート 東京・銀座)
グループ展東風(ギャラリーイッツ/銀座)、新樹会(日本橋三越本店他)
理想の会(山下画廊/銀座)、六耀会(銀座スルガ台画廊)
ミニアチュールとガラス絵展(森田画廊/銀座)、煌春会(岩勝画廊/名古屋)他
受賞歴2004 年第19回有芽の会 法務大臣賞、法務省作品買上
2005 年第60回春の院展 奨励賞(同64,69回)
2008 年再興第93回院展 奨励賞(同94,97,100回)
2009 年再興第94回院展 第15回足立美術館賞
2012 年第67回春の院展 日本美術院春季展賞(同71、72回)
2014 年第69回春の院展 外務大臣賞
2016 年再興第101回院展 日本美術院賞 大観賞(同102回)
2017 年第72回春の院展 日本美術院春季展賞(郁夫賞)