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平成29年度 「 「わく」と「いく」-サボテンの生き方 」 李 沛沛

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「わく」と「いく」-サボテンの生き方

「わく」と「いく」-サボテンの生き方

「わく」と「いく」-サボテンの生き方

「わく」と「いく」-サボテンの生き方

( 漆、麻布、木、金粉、プラチナ、銀粉、真鍮、和紙、貝、卵 )

制作者より漆という材料で平面幾何造型と立体有機造型の融合を試してみました。生命力の強いサボテンで、来日後の心境の変化を表しています。硬い印象の四角形はサボテンが束縛された状態を、有機的な花びらは柔らかく上に伸びていきたいという力を対比しています。デザインの意図には、自分を守る為の棘や枠を突破して心を開き己を解放していきたいという感情と、困難に立ち向かって逃げずに前進していくという強い感情とを表現しました。
作者の紹介1992 年中国北京市生まれ
2010 年北京工業大学デザイン学院 入学
2014 年北京工業大学デザイン学院工芸美術専攻 卒業
2015 年東京藝術大学美術学部工芸科漆芸研究室 研究生
2016 年東京藝術大学大学院美術学部工芸科漆芸専攻 入学
2018 年東京藝術大学大学院美術学部工芸科漆芸専攻 修了
受賞歴2018 年台東区長奨励賞