江戸から続くサステナブル　文化資源の保存と観光活用を両立「文化資源の活用方法を検証するモニターツアー」「観光ガイド・スキルアップセミナー」を実施します！

　世界的にSDGsの意識が高まる中、観光分野においても、教育旅行やインバウンド富裕層などを中心に、持続可能性・サステナブルを重視する流れが加速しています。台東区では、有形・無形の文化資源に観光面からの新たな視点や価値を加えた高付加価値なツアーの開発や、文化財に対する深い理解を有するガイドの育成支援を行うことにより「文化資源の保存と観光活用の両立」を図り、観光の持続的発展を推進します。

• 文化資源の磨き上げと活用方法を検証するため、区民、一般旅行者及び旅行事業者を対象とした3本のモニターツアーを実施！
• 文化資源の魅力・価値を正しく伝えられるガイド人材育成に向けた研修会を実施！

　モニターツアーでは通常非公開の上野東照宮「金色殿」の特別見学、歴史講座、ガイドとの上野歴史散策を実施、参加者からのアンケートやヒアリングにより、広く区内文化資源の磨き上げと活用方法を検証します。今回のツアーでは、東照宮の歴史的背景のみならず、文化財を維持管理する裏側についても、有識者の解説などを通じて学んで頂きます。

【対象者・日程・旅行代金】

台東区在住・在勤
1月15日（日曜日）　5,000円一般旅行者
1月22日（日曜日）10,000円

歴史ガイドが案内する街ぶらツアー。
1652年創業の「有職組紐道明」にて、組紐の歴史を学び、職人の実演を見学。昼食付き。

【日程・金額】

1月17日（火曜日）5,000円　※一般旅行者対象

歴史ガイドが案内する台東区の歴史巡り。招き猫の絵付け体験・昼食付き。

【日程・金額】

1月24日（火曜日）5,000円　※一般旅行者対象

　インバウンドを含めた今後の観光需要回復を見据え、通訳案内士など有償ガイドを育成・支援することにより、旅行事業者がツアー商品やガイドルートを企画・開発する後押しを行い、本区で実施される観光ツアーの質の底上げを図ります。
　全4日のカリキュラムの中では、上野東照宮の社殿内部の見学や、伝統工芸職人と通訳案内士による「サステナブルなモノづくりの伝え方」などを学びます。

【実施日時】

11月24日（水曜日）、12月6日（火曜日）
12月13日（火曜日）、1月15日（日曜日）の全4日程

【対象】

観光ガイドまたは添乗員等の経験のある方
全国通訳案内士資格をお持ちの方

【講義内容】

徳川の歴史、上野東照宮の歴史、サステナブル・ツーリズムとは、台東区における観光とSDGsほか

【講師・協力】

旅行会社所属・歴史講師、上野東照宮、台東区観光ボランティアの会、一般社団法人日本観光通訳協会　ほか