こんにちは区長です(令和5年10月13日)
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更新日:2023年10月13日
令和5年10月13日
10月13日(金曜日)、東叡山寛永寺の創建400周年記念事業発表記者会見に出席しました。
この日は、令和7年度に創建400周年を迎えることを記念して東叡山寛永寺が取り組んでいる様々な記念事業の発表と、記念事業の一環として進められている根本中堂の天井絵の内覧会がありました。
天井絵は、東京芸術大学・手塚雄二名誉教授による作品です。
手塚雄二名誉教授は、本区が若手芸術家の育成・支援を目的として実施し、40年以上の歴史がある「台東区長賞」の第1回受賞者であり、台東区が誇る芸術家です。
上野は、寛永寺の門前町として発展し、古くより桜の名所として江戸の庶民に親しまれてきました。
国内外で多くの方々に愛される上野のまちの賑わいは、江戸幕府の祈願寺である寛永寺を、庶民も楽しめる地として造営した慈眼大師・天海大僧正の志が引き継がれていることの証であり、江戸から続く本区の歴史と文化は、寛永寺を抜きに語ることはできません。
この度、本区とゆかりの深い手塚先生が、寛永寺の天井絵を奉納されることは、「画竜雲に乗り、謄去して天に上る」と言われるように、躍動感のある大作で寛永寺から未来を拓く、新たな時代の誕生であり、大変喜ばしいことであります。
区では、創建400周年記念事業の一環で文化資源の保存と活用の観点から、モニターツアーの実施など寛永寺との事業連携を進めてまいります。
区の文化観光・教育・まちづくりなど様々な分野において、貫首 浦井正明 猊下をはじめとする寛永寺ご関係の皆様からの日頃よりの多大なるご協力に感謝申し上げるとともに、寛永寺のますますのご発展をご祈念申し上げます。
挨拶の様子
左より、德川 家広 德川宗家19代当主、浦井 正明 東叡山寛永寺貫首、手塚 雄二 東京藝術大学名誉教授
天井絵の下絵(縦約6m横約12mの巨大な天井板に直接描画されます。)
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