こんにちは区長です(令和5年9月2日）

　9月2日（土曜日）、「－江戸からつなぐ歴史と文化－　江戸・たいとう学」キックオフイベントが開催されました。
　台東区には、江戸の昔から続く伝統行事や神社仏閣、名所旧跡の数々があり、上野や浅草をはじめとした街とそこに住む人々の暮らしの中には、今も江戸のこころと文化が息づいています。
　この江戸からつながる伝統文化は、まさに本区のアイデンティティであり、台東区を成長・発展させてきた活力の源であります。
　「江戸・たいとう学」では、「学び」の視点で「江戸たいとう」の魅力に迫ります。
　この日のキックオフイベントでは、法政大学前総長の田中優子先生をゲストに迎え、「江戸から未来を考える」をテーマとした講演会を開催しました。また、田中先生に加えて、寛永寺の浦井正明ご住職、東京学芸大学名誉教授の大石学先生と私によるトークセッションも開催されました。
　江戸の人々が築いた文化や知識、史跡に学び、これを受け継ぎ、活用すること。私は、この日の基調講演のテーマである「江戸から未来を考える」ことこそ、台東区のこれからを支える力になるものであると考えています。
　「江戸・たいとう学」では、8名の専門家による連続講演会や上野東照宮社殿の特別公開、散策ガイドツアー、古文書解読講座と、多彩なメニューを用意しており、多くの皆様にお楽しみいただけるものと確信しております。ぜひ、ご参加ください。