帯状疱疹ワクチンの接種に係る費用を一部助成します
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更新日:2024年8月8日
助成の内容
帯状疱疹ワクチンの接種に係る費用を一部助成します。
助成を受けるには、区発行の予診票が必要となります。
予診票の申込方法については、以下の「予診票の申込」の項目をご参照ください。
※区発行の予診票を使用せずに接種を受けた方に対する予防接種費用の償還払い制度はございません。
対象者
台東区に住民登録があり、接種日時点で50歳以上の方
※以前に帯状疱疹に罹患された方も助成を受けることが出来ます。接種の必要性やタイミングについては、一人ひとり異なりますので、あらかじめかかりつけ医等にご相談ください。
※いずれかのワクチン(生ワクチン・不活化ワクチン)の規定回数の接種を完了されている方は助成の対象外となります
※助成を受けられるのは、生涯で1度限りです。
助成期間
令和5年8月1日から
助成回数
(1) 生ワクチン(販売名:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」) :1回
(2) 不活化ワクチン(販売名:シングリックス筋注用) :2回
※不活化ワクチンを既に1回接種されている方で、2回目が決められた間隔(1回目接種から2か月後から6か月以内)で接種出来る場合は、2回目は助成の対象となります。
助成額
(1) 生ワクチン(販売名:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」) :4,000円
(2) 不活化ワクチン(販売名:シングリックス筋注用) :11,000円(1回当たり)
※任意接種のため、接種費用は医療機関により異なります。費用については、各医療機関にお問合わせください。
助成方法
(1) 助成を希望する方は、接種を受けるワクチンを選択した上で、区に電子申請・電話等により予診票の交付を申し込みます。
※接種を受けるワクチンの選択に当たっては、かかりつけ医にご相談いただくか、下記のワクチンの説明事項をご自身でご確認ください。
(2) 申込受付後、対象となる方に予診票を送付します。
※ワクチンの種類によって予診票の種類・枚数が異なります。
(3) 区から交付された予診票を持参の上、区の協力医療機関で接種を受けます。医療機関での接種費用と助成金額との差額をお支払いいただくこととなります。
※不活化ワクチンについては、1回目接種時に、2回目接種の有効期限を医療機関に記載いただく必要があります。そのため、1回目の接種時に、1回目・2回目の予診票の両方を必ず医療機関に持参ください。
予診票の申込
申込方法
・電子申請
以下のリンクから、電子申請によるお申込みが可能です。
・電話
右記問い合わせ先までお問い合わせ下さい。 【台東保健所 保健予防課予防担当 03-3847-9471 】
接種場所
区内協力医療機関
※台東区独自の制度ですので、区外では受けられません
接種できる医療機関は「帯状疱疹ワクチン接種協力医療機関一覧表」でご確認ください。
医療機関によっては予約が必要な場合がございますので、あらかじめお問い合わせください。
帯状疱疹ワクチン接種協力医療機関一覧表(令和6年8月8日現在)(PDF:353KB)
帯状疱疹ワクチン接種協力医療機関一覧表(令和6年8月8日現在)(CSV:7KB)
予防接種による健康被害救済制度
この予防接種を受けることにより健康被害が生じた場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」、及び区が加入している特別区自治体総合賠償保険による救済の対象となります。詳しくは下記担当にお問い合わせください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水ぶくれをともなう赤い発疹やピリピリとした痛みが、からだの片側に帯状に現れます。痛みが徐々に増していき、日常生活や就労が制限されたり、夜も眠れなくなることがあります。
日本人の90%以上は、子どものときにかかった水ぼうそうの「水痘・帯状疱疹ウイルス」が体内(神経節)に潜伏していますが、加齢や疲労、ストレスによる免疫力の低下で、80歳までに3人にひとりが発症しているとの報告があります。
発症した人のうち2割は、治ってからも辛い痛みが3か月以上続く帯状疱疹後神経痛(PHN)になっているというデータがあります。
頭部や顔面に帯状疱疹が出た場合、視力低下や失明、顔面神経麻痺などの重い後遺症が残る可能性があります。免疫力が低下する病気にかかったり、病気の治療のために免疫を消失されると発症しやすくなります。
ワクチンの説明事項 ※必ずお読みください
帯状疱疹を予防するワクチンは2種類あり、申し込みに先立って、あらかじめ接種を受けるワクチンを選択していただく必要があります。
基礎疾患や健康状態等によっては、接種を受けられないワクチンがあるため、下記のワクチンごとの説明事項をよくお読みになった上で選択してください。
特に基礎疾患のある方は、選択するワクチンについて、かかりつけ医とよくご相談ください。
種類 | 生ワクチン 販売名:乾燥弱毒生水痘ワクチン 「ビケン」 |
不活化ワクチン 販売名:シングリックス筋注用 |
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ワクチンの特徴 | 〇皮下注射 〇発症予防効果が中程度:発症予防効果は50~59歳で69.8%、60歳以上の方で51.3% 〇帯状疱疹後神経痛予防効果が中程度:60歳以上での帯状疱疹後神経痛予防効果は66.5% 〇長期予防効果が低い:ワクチン接種後の予防効果は、1年目では67.5%、2年目には47.2%、8年目には31.8%まで低下 〇副反応の発現率が非常に低い 〇基礎疾患等により打てない場合がある 〇接種料が安価で、1回接種のみ |
〇筋肉注射 〇発症予防効果が非常に高い:発症予防効果は50歳以上で97%、70歳以上で91% 〇帯状疱疹後神経痛の予防効果が非常に高い:70歳以上での神経痛予防効果は85.5% 〇発症を長期に予防する:50歳以上の成人試験で、10年以上は80%を超える有効性 〇副反応の発現率が高い:注射部位の腫れや赤み、発熱や頭痛などの発現頻度が多い(10%程度見られる) 〇接種料が高価で、2回接種が必要(1回目接種から2か月後から6か月以内に2回目を接種) |
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接種を受けられない方 | 〇明らかな発熱(通常37.5℃以上)がある方 〇重い急性疾患にかかっていることが明らかな方 〇水痘ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方 なお、他の医薬品投与で、アナフィラキシーを起こしたことがある方は、予防接種を受ける前にその旨を医師に伝え、判断を仰いでください 〇副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤などの治療を受けており、明らかに免疫抑制状態の方 〇妊娠していることが明らかな方 〇先天性及び後天性免疫不全状態の方 例えば急性及び慢性白血病、リンパ腫、骨髄やリンパ系に影響を与えるその他疾患、HIV感染またはAIDSによる免疫抑制状態、細胞性免疫不全などによる 〇その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方 |
〇明らかな発熱(通常37.5℃以上)がある方 〇重い急性疾患にかかっていることが明らかな方 〇帯状疱疹ワクチンによる強いアレルギー症状を起こしたことがある方 〇その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方 |
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医師との相談が必要な方 | 〇心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などの基礎疾患がある方 〇カゼなどのひきはじめと思われる方 〇予防接種で接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどのアレルギーを疑う症状がみられた方 〇薬の投与または食事で皮膚に発疹が出たり、体に異常をきたしたことのある方 〇過去にけいれんを起こしたことがある方 〇過去に免疫不全と診断されたことがある方、及び近親者に先天性免疫不全症の人がいる方 〇帯状疱疹を予防するワクチンに含まれる成分でアレルギーを起こすおそれのある方 〇妊娠の可能性のある方 |
〇心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などの基礎疾患がある方 〇予防接種で接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどのアレルギーを疑う症状がみられた方 〇帯状疱疹を予防するワクチンに含まれる成分でアレルギーを起こすおそれのある方 〇過去にけいれんを起こしたことがある方 〇過去に免疫不全と診断されたことがある方、及び近親者に先天性免疫不全症の人がいる方 〇血小板が少ない方や出血しやすい方 〇妊婦または妊娠している可能性のある方、授乳中の方 〇最近1カ月以内に予防接種を受けた方 |
※出典:生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、不活化ワクチン(シングリックス筋注用)添付文書、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料
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お問い合わせ
台東保健所 保健予防課予防担当
電話:03-3847-9471
ファクス:03-3847-9424