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結核と台東区の概況

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更新日:2025年3月28日

結核について

結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起きる感染症です。
過去の病気だと思われがちですが、今でも1日に30人程度の新しい患者が発生し、約5人が命を落としている日本の重大な感染症です。
都内では20代から30代の若い世代の患者さんの割合も高く、結核は若い人にとっても注意が必要な病気です。
台東区は、都内の中でも結核と診断される患者さんが多い状況です。詳しい状況はページ下部の「台東区の概況について」をご覧ください。

症状

結核の症状は咳、痰、発熱、だるさ、体重減少、胸痛など、かぜの症状によく似ています。

結核の主な症状のイラスト
 

しかし、高齢者の結核では、約半数で咳や痰の症状がみられません。疲れやすい、息が切れる、体重が減ってきた等の症状が続く場合も注意が必要です。
かぜのような症状が2週間以上続く場合は医療機関を受診してください。

感染経路

結核は空気感染で人に感染します。

結核の感染経路は空気感染です。結核患者さんが咳やくしゃみをすると、飛沫(しぶき)と一緒に周囲に結核菌が飛散します。それを周囲の人が吸い込むことにより感染します。

感染した人が必ず発病するわけではありません。

多くの場合、結核菌が体の中に入っても、体の持つ抵抗力により追い出されます。しかし、結核菌が追い出されず体の中に残ることがあります。この状態を感染といいます。
結核菌は肺の壁の中に閉じ込められ、仮眠(潜伏)状態になっています。そのため、感染しているだけでは症状はなく、周囲の人にうつす恐れはありません。しかし、体の抵抗力が弱った時、体力が衰えた時に、結核菌が体の中で活動をし始めます。
その結果、病巣ができて、咳、痰、発熱などの症状が現れ、発病します。

発病していても、必ず周囲に感染させるわけではありません。

結核を発病していたとしても、全ての人が周囲の人に病気をうつすわけではありません。
痰の検査を実施した結果、痰の中に結核菌が含まれている方は、周囲の人にうつす可能性があります。結核と診断された時に、痰の中に結核菌が出ている人は全体の約4割です。痰の中に結核菌が含まれている、適切な治療をはじめれば菌の量は速やかに減り、周囲の人にうつす危険性はなくなります。

治療

結核は薬をきちんと飲めば治ります。

結核と診断されても、現在はよい薬が開発されており、毎日服用すれば結核は治ります。薬は症状や年齢に合わせて、3~4種類を組み合わせて服用します。
多くの場合、半年から1年程度治療をします。
治療の途中で薬を止めてしまったり、飲んだり飲まなかったりしていると、薬が効かない耐性菌ができてしまう可能性があります。よって、薬を毎日決められた時間に服用することは非常に大切です。

予防

結核は早期に発見すれば、外来通院による治療が可能であり、周囲の人に感染させる恐れが低くなります。しかし、発見が遅れると結核の症状は重くなり、周囲の人に感染させる恐れも出てきます。
結核を予防・早期発見するための3つのポイントを紹介します。

1.年に1回は必ず健康診断等で胸部エックス線検査を受けましょう。

胸部エックス線検査によって、症状出現前に結核を発見できる場合があります。ぜひ健康診断等で年に1回は、胸部エックス線検査を受けてください。

2.免疫力を高める生活を送りましょう。

結核を予防するには普段から身体によい生活習慣を心がけ、免疫力を高めることが大切です。

良い生活習慣の紹介 規則正しい生活、十分な睡眠、たばこを吸わない、過労に注意、適度な運動、バランスのよい食事

3.赤ちゃんはBCG予防接種を受けましょう。

BCGは、髄膜炎や粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)などの重症になりやすい乳幼児期の結核を防ぐ効果があります。定期接種の接種票が届いたら、1歳までに接種しましょう。

台東区の概況について

区の発生状況


令和元年から令和5年の罹患率の推移

日本の結核罹患率※は1999年以降減少傾向が続き、令和4年には国・都ともに結核罹患率が10以下となりました。
台東区で令和5年に結核と診断された患者さんの数は28人で、結核罹患率は12.7でした。減少傾向ではあるものの、国や都の結核罹患率(国:8.1、都:8.4)と比較すると非常に高いことがわかります。
※結核罹患率とは、1年間に発症した患者数を人口10万対率であらわしたものです。

区の結核対策

台東区では、健康たいとう21推進計画という計画を策定し、区の健康増進に努めております。結核対策は計画の重点的取り組みの一つとして掲げ、結核罹患率の低下を目標に様々な取り組みを行っています。
詳細については下記リンク先をご覧ください。

台東区で結核の治療が必要な方へ

  • 保健所では療養に関する支援をしています。  
  • 結核に関する医療費の公費負担制度があります。(治療費の一部を公費で負担します。)
  • 患者さんやご家族の相談を受けています。
  • 家族健診、接触者健診を実施しています。

結核は過去の病気ではありません。 結核についての心配や疑問がある方は、ホームページ下部の連絡先へお問い合わせください。

結核啓発チラシ

台東区では、結核についての啓発チラシを作成しています。ぜひご自由にご活用ください。

せきやたんが続くそれは結核かもしれません
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施設・企業管理者向けチラシ

施設、企業管理者向けチラシの画像

ダウンロードはこちらから

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関連情報

結核に関する知識・情報はこちら

結核の発生状況・医療費等についてはこちら

お問い合わせ

台東保健所 保健予防課感染症対策担当

電話:03-3847-9476

ファクス:03-3847-9424

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