谷中五丁目遺贈地の設計・管理運営業務及びすぺーす小倉屋の運営を行う優先交渉権者が決定しました。
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更新日:2025年1月6日
区では、谷中五丁目遺贈地設計・管理運営業務受託者及びすぺーす小倉屋運営事業者を選定するプロポーザルを実施しました。このほど審査を終え、下記の事業者を優先交渉権者として決定しました。
1 優先交渉権者
応募者名(共同事業体)
朝倉彫塑館通り・未来共創コンソーシアム
代表法人
(1)遺贈地の管理運営業務を受託し、小倉屋を運営する法人
株式会社大丸松坂屋百貨店
構成法人
(2)遺贈地の設計・監理業務を受託する法人
メトロ設計株式会社
(3)小倉屋の内装工事における設計・監理業務を実施する法人
株式会社バウ・フィジック デザインラボ
(4)小倉屋の内装工事を実施する法人
株式会社パルコスペースシステムズ
2 事業者選定方法
公募型プロポーザル方式とし、事務局による資格審査及び「谷中五丁目遺贈地設計・管理運営業務受託者及びすぺーす小倉屋運営事業者選定委員会」による第一次審査(書類審査)・第二次審査(プレゼンテーション及び質疑応答)の実施を経て、優先交渉権者を選定しました。
3 選定の経過
募集要項公表
令和6年6月17日月曜日
現地見学会
実施期間:令和6年7月2日火曜日~令和6年7月5日金曜日
参加者:5者
公募型プロポーザル
応募者
3者
審査の経過
資格審査
参加申込書類をもとに資格審査を行い、2者が通過しました。
第1次審査(書類審査)
実施日:令和6年9月9日月曜日
応募書類をもとに選定委員による採点を行い、2者が通過しました。
第2次審査(プレゼンテーション及び質疑応答)
実施日:令和6年10月28日月曜日
第1次審査を通過した2者によるプレゼンテーション及び質疑応答をもとに選定委員による採点を行い、
第2次審査の得点が高い応募者を優先交渉権者として選定しました。
選定結果
第二次審査の評価点の合計が最も高い応募者を優先交渉権者として選定しました。
項目【配点】 | 応募者1 | 応募者2 |
---|---|---|
考え方(理解・配慮)【180点】 | 138 | 141 |
事業・空間デザイン【240点】 | 184 | 184 |
確実性・実現性(体制・実績)【180点】 | 150 | 132 |
小計【600点】 | 472 | 457 |
公募型サウンディングによる加点(※)【30点】 | 30 | 0 |
合計【630点】 | 502 | 457 |
(※)令和5年12月~令和6年2月に実施した「谷中五丁目遺贈地及びすぺーす小倉屋に関するサウンディング型市場調査実施要領」に基づき、参加した事業者に加点するものである。
優先交渉権者の主な提案
<地域循環を育むまちの実験場「コミュニティファーム・オグラヤ」>
遺贈地と小倉屋の2拠点にて、地域住民や来街者とともに、3つの循環を意識した取組みを進めていく。
(1)地域の未来を考えるきっかけを促す「食・モノ・エネルギーの循環」
(2)人と人を繋ぎ地域の活性化を促す「情報・活動・学びの循環」
(3)地域の持続可能性を促す「経済循環」
小さな循環の輪が重なり、大きな地域循環の輪へと繋がることで、さらに「居心地のよい豊かなまち・谷中」が形成されていくことを目指す。
(1)遺贈地
オープンスペースを整備するとともに、「学び」と「楽しむ」体験を重視し、地域住民や来街者とともに野菜や草花を育てる「コミュニティファーム」を運営する。防火水槽を地下に埋設し防災性の向上を図る。
(2)小倉屋
アップサイクルものづくり体験により「創る」「楽しむ」ことができる「ものづくりカフェ・バー」や一箱本棚&雑貨、ギャラリーを運営する。
詳細は、以下「提案概要」をご覧ください。
提案概要(本提案をもとに、区・事業者・地域で意見を交わしながら内容を深めていきます。)(PDF:4,445KB)
4 講評(選定委員会委員長より)
講評(谷中五丁目遺贈地設計・管理運営業務受託者及びすぺーす小倉屋運営事業者選定プ(PDF:317KB)
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お問い合わせ
地域整備第三課担当
電話:03-5246-1365
ファクス:03-5246-1319