「敦煌莫高窟壁画第302窟 前室部南壁 仏説法図(隋)」阿部 好克
( 昭和62年度 130.5cm × 93.0cm )
壁画について | 前室部南壁は清末に小洞をうがったため、仏説法図の東半分を欠いている。仏は長い幡を垂れた天蓋の下に立つ。左に脇侍菩薩が配され、上方には供養の飛天が描かれている。菩薩や飛天の天衣が体に絡まって軽やかな動きを作り出している。肉身は黒変している。頭光の一部に見られるように金箔が多用されていた。 |
---|
制作者の紹介 | 1986 年 | 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業 |
---|
1988 年 | 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了 |
現在 | 日本美術院院友 |