「敦煌莫高窟壁画第254窟 北壁 シビ王本生(北魏)」(左)小澤 愛
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壁画について | シビ王割肉の場面。帝釈天扮する飢えた鷹が鳩を追って王の前に現れる。鳩を救おうと自身の肉を裂く王に鷹は鳩と同量の肉を要求し、王は秤で計りながら股肉を割くが足りず、ついに王は全身を秤の上にのせる。王の上方に鷹。右には割肉をおしとどめようとする人物。左には秤を持ち、一方に鳩を、一方に王をのせて計量している人物。後方にはこの聖行為を讃嘆供養する諸衆が描かれ、画面は大きなシビ王を中心にピラミッド型に構成され、主題を強調している。 | |
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制作者の紹介 | 1977 年 | 千葉県生まれ |
2001 年 | 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業 | |
2003 年 | 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了 | |
現在 | 渋谷レイアートスクール講師 | |
主な展示会 | 2000 年 | ふたり展(銀座ギャラリー中沢) |
2001 年 | cade展(ギャラリー昴)(同 '05) | |
2003 年 | 個展(アートギャラリー環) | |
2008 年 | 女流作家七人展(銀座松坂屋別館)(同 '09・'10年) | |
受賞歴 | 2001 年 | 台東区長賞、サロン・ド・プランタン賞 |