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平成16年度 「 ナファス 」 松岡 歩

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ナファス

ナファス

ナファス

ナファス

( 181.8cm × 227.3cm )

制作者より題名「ナファス」とは呼吸を意味するアラビア語です。世のすべてのものが持つ生命力と、失われた文明の遺産が放つ息吹が交錯したときに現れる奇跡的な風景をイメージして描きました。卒業制作でもあり、初めての大作でもあります。卒業制作展は、大学へ入学する以前から憧れていた晴れ舞台であると同時に、学部四年間の成果を一目で判断されてしまうシビアなものでもあります。今までの自分を信じて、悔いだけは残さないように制作していました。
作者の紹介1978 年神奈川県生まれ
2005 年東京藝術大学美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
卒業制作「ナファス」台東区買い上げ、台東区長賞
サロン・ド・プランタン賞
平山郁夫奨学金賞
2007 年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了
修了模写 国宝「源氏物語絵巻 早蕨」東京藝術大学買い上げ
2008 年第18期佐藤国際文化育英財団奨学生
国宝「源氏物語絵巻」現状模写事業に参加、「鈴虫二詞書第二面」(五島美術館蔵)を模写 五島美術館買い上げ
2010 年博士号(美術)取得(博士論文[現代の絵巻 その可能性と展開])
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画修了
現在日本美術院特待、東京藝術大学非常勤講師
主な個展2007 年「松岡歩展 レスポワール展」銀座スルガ台画廊
「松岡歩展」新生堂
2010 年松坂屋名古屋本店(同 '16)
2012 年神戸そごう(同 '15、'18)
2014 年日本橋三越(同 '17)
2015 年横浜そごう、広島そごう
主な団体展
グループ展
2006 年「松伯美術館花鳥画展」松伯美術館(奈良県)「寂寞」が大賞受賞
2007 年「第63回春の院展」日本橋三越(東京都)他、初入選
「再興第92回院展」東京都美術館(東京都)他、初入賞
2015 年「トップランナー 日本画の若き力」高崎市タワー美術館
受賞歴2005 年台東区長賞、サロン・ド・プランタン賞
2006 年松柏美術館花鳥画展大賞
2013 年第68回 春の院展 春季展賞・郁夫賞
2014 年第69回 春の院展 奨励賞(同 '15、'16)
第99回 院展 奨励賞、天心記念茨城賞
前田青邨顕彰中村奨学会 中村賞
2016 年第71回 春の院展 外務大臣賞
2017 年第102回 院展奨励賞(同 '18)