平成11年度 「 花ノモトニテ 」 ウエバ ヒロコ
ページID:394020515
制作者より | 冬の夜、代赭色の革張りで座面の四角い椅子を並べて寝ていた。女性の高音が響き、金の砂子が降ってきた。音は次第に大きく、きらきらと眩しく体を持ち上げ、耳を劈く悲鳴と共に絵の黄金色の部分に吸い込まれた。という不思議な体験をした作品。 西行の歌「願はくは花のもとにて春死なむその如月の望月のころ」から着想を得た。古代の花は桜だが、現代の八重山諸島の植物と横たわる人で構成している。人は魚にも見えるかもしれない。 | |
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作者の紹介 | 1977 年 | 大阪府生まれ |
2000 年 | 東京藝術大学美術学部絵画科卒業 | |
2002 年 | 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了 ルイジ・ケルビーニ音楽院夏期授業 GAMO(Gruppo Aperto Musica Oggi)作曲-創造コース修了 | |
2009 年 | 渡墺、欧州を拠点に他分野とのコラボレーション等様々な創作発表を続ける | |
2019 年 | キュレーションを開始 | |
主な展示会 | 2011 年 | 個展 Poetisher Garten(ガアデン・バイ・メードリンク/Meierei Gaaden) 個展 Spring of Words(大泉学園/Nroom artspace) 国内外にてグループ展・他分野とのコラボレーション多数 |
2018 年 | 個展 "音楽と絵画" セルヴィーテン教会(ウィーン) | |
2019 年 | 個展 "音楽と絵画" l'atelier by apc(東京) | |
2021 年 (予定) | キュレーション "Karl Mostböck - Asiatische Reflexionen"(シュタイヤー) | |
受賞歴 | 2000 年 | 台東区長賞、サロン・ド・プランタン賞、平山郁夫奨学金 |
作者のHP | www.hirokoueba.com(外部サイト) www.artiloum.com(外部サイト) www.atelieriloum.com(外部サイト) |