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2 いきいきとした個性あるまち

ページID:572178737

更新日:2012年1月27日

(9) 緊急輸送道路沿道建築物の耐震化助成【新規事業】

5億1,706万円 (建築課)

 緊急輸送道路沿道建築物は、災害時における多数の人の避難、救急・消防活動の実施、避難所への緊急物資輸送の確保を図る上で耐震化が急務である。また、東京都では緊急輸送道路のうち特に耐震化を図る必要がある道路を特定緊急輸送道路に指定するとともに条例に基づき耐震診断を義務化した。そのため、区ではこれまでの助成制度を拡充し、耐震化へ誘導することにより、災害に強いまちづくりを実現する。
【助成制度】

  • 緊急輸送道路沿道建築物

対象建築物
 昭和56年以前の緊急輸送道路沿道建築物で、地震により倒壊した場合にその道路の通行を妨げ、多数の者の円滑な避難を困難とするおそれのある建築物
助成金額
 耐震診断
 ・特定緊急輸送道路(平成25年度まで)
  助成対象費用(単価限度額あり)×10分の10
 (ただし、助成対象費用(単価限度額あり)の3分の1に770万円を加えた額以内、延べ床面積が15,000平方メートルを超える建築物は5分の4以内)
 ・第二次・第三次緊急輸送道路
  助成対象費用の2分の1
 (限度額200万円 ただし1,000平方メートル以内100万円)
 補強設計
 ・特定緊急輸送道路(平成26年度まで)
  助成対象費用の6分の5
 (ただし、助成対象費用が600万円を超える建築物は2分の1に200万円を加えた額)
 ・第二次・第三次緊急輸送道路
  助成対象費用の2分の1
 (限度額200万円 ただし1,000平方メートル以内100万円)

 耐震改修
 ・特定緊急輸送道路(平成27年度まで)
  助成対象費用の6分の5
 (ただし、助成対象事業費が3,000万円を超え、6,000万円以下の場合2分の1に1,000万円を加えた額、6,000万円を超える場合3分の1に2,000万円を加えた額、延べ床面積が5,000平方メートルを超える部分については6分の1以内)
 ・第二次・第三次緊急輸送道路
  助成対象費用の2分の1
 (限度額1,500万円 ただし1,000平方メートル以内250万円)

  • 事業期間 平成27年度まで

(10) 旧田中小学校活用【新規事業】

2,815万円 (青少年・スポーツ課)

 旧田中小学校の既存施設を活用し、校舎1階の一部と3階並びに校庭を体育施設として、校舎2階の一部を演劇・芸能活動用の稽古場として整備する。また、整備にあわせて施設全体の耐震補強、バリアフリー化を行う。
 平成24年度は、施設の耐震診断・補強設計・改修設計を行う。

  • 所在地  日本堤2丁目25番4号

(11) 地域防災力の強化/地域防災計画の修正

2,098万円 (危機・災害対策課)

 東日本大震災の経験や対応を踏まえ、さらなる震災対策の充実を図り地域防災力の強化に取り組む。
 総合防災訓練、避難所単位防災訓練、災害対策図上訓練、帰宅困難者対応訓練、地域防災スクールモデル事業を実施、地域防災計画の修正を行う。
 区民や地域の自助・共助の取り組みを一層促進し、地域防災力の向上をはかるため、専門的知識を有する「防災普及指導員」を採用し、町会等が実施する防災訓練の現地指導や防災に係る取り組みに対し専門的なアドバイスを行う。自主防災組織で所有する防災資機材の取扱い講習などを、少人数や短時間でも実施し、資機材を扱える区民を増やす。また、自主防災組織の防災マニュアルの作成指導など、より積極的な支援を行う。

(12) (仮称)谷中防災・コミュニティ施設の整備

7,893万円 (区民課)

 平成23年度に作成した基本設計に基づき、実施設計及び解体工事等を行い、「(仮称)谷中防災・コミュニティ施設」の整備を進める。

  • 敷地面積   約2,140平方メートル(予定)
  • 延床面積   約3,000平方メートル(予定)
  • 建物規模   地上3階建て
  • スケジュール

  平成24年度  実施設計作成・図書室機能一部移転(上野桜木会館)・解体工事着工
  平成25年度  建設工事着工
  平成27年4月 オープン予定

(13) 環境測定

1,310万円 (環境課)

 大気汚染や騒音などの通常の測定事項に加え、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、教育施設や公園等の空間放射線量測定を実施する。          
 また、子どもの健康と安全のため、給食の食材等に含まれる放射性物質の検査を行う。

(14) 御徒町駅周辺地区整備

9,679万円 (まちづくり推進課)

 平成24年10月末に「(仮称)御徒町駅南口歩行者駅前広場」が全面オープンすることにあわせ、広場の地下に自転車駐輪場を設置する。また、広場に愛称をつけ、オープニングイベントを地元商店会等と協力し開催する。

  • 駐輪場整備内容

  対象箇所:(仮称)御徒町駅南口歩行者駅前広場地下
  整備面積:約600平方メートル
  駐輪台数:200台(予定)

(15) 密集住宅市街地整備促進

1億2,383万円  (地区整備課)

 老朽木造住宅が密集している地域を事業地区に指定し、建築物の不燃化促進、防災区画道路やポケットパーク等の公共施設整備を行う。これまで平成23年度までとしていた事業期間を平成28年度まで延伸し、引き続き、事業の推進を図る。
 また、これまでの取組みに加え、東京都建築安全条例に基づく新たな防火規制の導入等の検討を進め、不燃化を促進していく。

事業地区
 谷中二、三、五丁目地区(28.7ヘクタール)
 根岸三、四、五丁目地区(33.2ヘクタール)
事業期間 平成14年度から平成28年度
平成24年度の主な事業内容

  • 谷中地区 道路拡幅及びポケットパーク整備に向けた関係権利者等調整
  • 根岸地区 道路新設(行止まり道路の解消、電線類地中化)及びポケットパーク整備

(16) 安全で安心して住める建築物等への助成

9,268万円 (建築課)

 地震等災害時の被害を防止又は軽減するために行う耐震診断、耐震改修工事等について、その工事等を行う者に対し費用の一部を助成するとともに、木造住宅を対象に無料で耐震診断コンサルタントを派遣し、簡易耐震診断や耐震へのアドバイスをすることにより、耐震改修への関心度を高め、建築物の耐震性、安全性を向上させる。
 平成24年度は、さらに積極的に耐震診断コンサルタントを派遣し、耐震改修へ誘導できるよう助成件数を充実した。
【耐震診断コンサルタント派遣】
対象建築物

  • 昭和56年5月31日以前に建築された建築物
  • 2階建て以下の木造住宅

【助成制度】
耐震診断・耐震改修工事助成
対象建築物

  • 昭和56年5月31日以前に建築された建築物
  • 住宅は延床面積の2分の1以上が住宅の用途であること

助成金額
耐震診断

  • 木造住宅 診断にかかった費用の10分の8(ただし15万円以内)
  • 木造以外の住宅 診断にかかった費用の2分の1(ただし50万円以内)
  • 住宅以外の建築物等 診断にかかった費用の10分の8(ただし15万円以内)

改修工事

  • 重点地域内の住宅 改修工事にかかった費用の3分の2(ただし120万円以内)
  • 重点地域以外の住宅 改修工事にかかった費用の2分の1(ただし100万円以内)

マンション耐震改修工事等助成
対象建築物

  • 昭和56年5月31日以前に建築された建築物
  • 非木造共同住宅で、耐火建築物又は準耐火建築物

助成金額
耐震診断

  • 実施設計 1平方メートルの費用単価(単価限度額あり)×延床面積×2分の1(ただし、3階以上かつ1,000平方メートル以上は限度額200万円以内)
  • 改修工事 1平方メートルの費用単価(単価限度額あり)×延床面積×2分の1(ただし、限度額250万円以内、3階以上かつ1,000平方メートル以上は限度額1,500万円以内)

特定建築物
助成対象
 多数の方が利用するホテル・事務所・店舗・飲食店等で、3階以上、1,000平方メートル以上の建築物等の特定建築物の耐震診断に要する費用
助成金額

  • 耐震診断 診断にかかった費用の2分の1 (限度額100万円)

(17) 電線類地中化モデル実施

2億7,418万円  (土木課)

 モデル事業路線を対象として電線共同溝を整備することによって、道路上の電線とそれを支持する電柱を撤去し、良好な都市景観の創出、安全で快適な歩行空間の確保、都市防災機能の強化を図る。
 本事業は「浅草地域まちづくり総合ビジョン」における“賑わい創出プロジェクト”に位置付けられているかっぱ橋本通り(国際通り~昭和通り)及び馬道通り(江戸通り~言問通り)において実施している。
 平成24年度は、上記箇所での設計の実施に加え、現場における事前支障移設や電線共同溝本体工事等を本格的に実施していく。
実施箇所及び内容

  • かっぱ橋本通り(国際通り~かっぱ橋道具街通り) 修正設計等、事前支障移設補償
  • かっぱ橋本通り(かっぱ橋道具街通り~昭和通り) 予備設計、詳細設計、試験掘調査
  • 馬道通り(江戸通り~言問通り) 詳細設計、事前支障移設補償、電線共同溝本体工事

(18) 緑と水辺を活かす隅田公園づくり(桜橋整備・園地整備)

7,625万円(桜橋整備)、1億2,236万円(園地整備)  (公園課)

【桜橋整備】
 桜橋は、台東区と墨田区の架け橋として、昭和60年に完成して以来、多くの方々に親しまれており、今後、東京スカイツリーの開業に向けて、一層多くの方々の利用が見込まれる。
 そこで、墨田区と連携し、桜橋の魅力アップに向けた照明施設の再整備を行う。

対象箇所 隅田公園 桜橋
所在地  今戸1丁目地先 から 墨田区向島2丁目地先
事業概要  桜橋照明改修工事
【園地整備】
 「浅草地域まちづくり総合ビジョン」や「台東区新観光ビジョン」に掲げる「緑と水辺を活かす隅田公園づくり」の方針に基づき、隅田川と東京スカイツリーを望む水辺空間と良好な眺望を活用して、やすらぎ、うるおい、にぎわいのある隅田公園整備を推進する。
対象箇所  隅田公園
所在地  花川戸1丁目1番 から 今戸1丁目1番
事業概要

  • 隅田公園Aゾーン(築山周辺)整備工事
  • 公園休養施設等実施設計
  • 隅田公園(遊具広場)実施設計

(19) 第68回国民体育大会

2,500万円 (青少年・スポーツ課)

 平成25年開催の第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013)において、台東区はフェンシング競技の会場地となっている。第68回国民体育大会台東区実行委員会では、本大会の開催に向けた準備を行い、大会運営を計画的に進めていく。
 平成24年度は、本大会に先立って第68回国民体育大会フェンシング競技リハーサル大会「第65回全日本フェンシング選手権大会(団体戦)」を開催する。

  • 日程 平成24年12月14日(金曜)から16日(日曜)
  • 会場 台東リバーサイドスポーツセンター体育館(今戸1丁目1番10号)

(参考)
第68回国民体育大会の会期
平成25年9月28日(土曜)から10月8日(火曜)
※ フェンシング競技日程:10月4日(金曜)から7日(月曜)

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