勇壮な時代絵巻を約2万人が堪能~「浅草流鏑馬」を開催しました~
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更新日:2019年4月20日
日時・会場等
日時
平成31年4月20日(土曜日)
- 草鹿は午前11時45分から
- 流鏑馬は午後1時から
会場
台東区立隅田公園内の特設馬場(台東区花川戸1丁目)
主催
台東区
執行
小笠原流馬術礼法宗家 小笠原 清忠氏
共催
台東区弓道協会・一般社団法人 浅草観光連盟
当日の様子
鎌倉武士の狩装束を身にまとい、疾走する馬上から、壱ノ的、弐ノ的、参ノ的を次々と弓矢で射抜く古式ゆかしい「浅草流鏑馬」を20日(土曜日)、隅田公園内の特設馬場で行いました。約2万人の見物客が詰めかけ、勇壮・華麗な時代絵巻を堪能しました。
この「浅草流鏑馬」は、今年で37回目。英語でのアナウンスを放送する他、外国人スタッフが対応する専用の観覧席を設け、外国人観光客への対応も行いました。また、昨年に引き続き、海外との積極的な交流を通じて、産業や観光をはじめとした区政の幅広い分野における国際交流を推進していくため、大使館関係者を招待しました。
流鏑馬の指揮を執る総奉行を、今年は日墺国交樹立150年を記念して、駐日オーストリア大使フーベルト・ハイッス氏が務めました。流鏑馬の射手を務めたのは、鎌倉時代の礼法、弓術や弓馬術を今に伝える小笠原流の門人たち。「インヨーィ(陰陽-射)」と、静まり返った特設馬場に響き渡る射手の掛け声。勇ましい狩装束の射手が、緑の樹々のトンネルを駆けぬける馬上から、54cm四方の3つの的を次々と射抜いきました。鏑矢が見事命中し、的に仕掛けた紙吹雪がパッと飛び散ると、見物客から拍手が湧き起りました。
一方、隅田公園の山谷堀広場(浅草7丁目)では、流鏑馬の執行に先立って、日本古来の伝統行事である草鹿が台東区弓道協会の主導で行われました。草鹿は、約20m離れたところから、高さ約110センチメートルの鹿の形をした的をめがけて弓を引くものであり、烏帽子に直垂姿の射手が、大勢の見物客が見守る中、腕前を競いました。
草鹿の様子
総奉行を務めた駐日オーストリア大使フーベルト・ハイッス氏
流鏑馬の様子
流鏑馬を楽しむ大使館関係者
お問い合わせ
観光課
電話:03-5246-1447