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上野忍岡遺跡群

ページID:208531926

更新日:2010年12月1日

 台地上の上野公園から不忍池にかかる遺跡です。この地域は、古代には豊島郡荒墓郷としまごうりあらばかごうに属し室町時代の板碑いたびも確認されています。江戸時代初期に大名屋敷、寛永2年(1625)には寛永寺の境内となりました。

 都立上野高等学校構内の発掘で護国院の旧墓所が明らかとなり、東京国立博物館構内では、徳川将軍家の霊廟へ通じる参道や広場、本坊が発見され、参道からは江戸時代初期の楽焼香炉らくやきこうろも出土しています。国立西洋美術館から上野駅前までには徳川御三卿ごさんきょうのうち清水・一橋家の墓所などが確認されました。江戸時代以前としては、縄文から平安時代の住居跡・古代の寺院跡など、また明治時代の東京音楽学校(奏楽堂)の煉瓦基礎やガラス瓦が発見されています。

お問い合わせ

生涯学習課文化財担当(生涯学習センター)

電話:03-5246-5828

ファクス:03-5246-5814

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