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特殊詐欺対策

ページID:430675511

更新日:2022年3月14日

防犯虎の巻(図)

 「自分だけは大丈夫」「私の家族は大丈夫」と思っていても騙されてしまうのが「特殊詐欺」です。日ごろからご家族で話し合っておきましょう。
 代表的な詐欺としては、

  • オレオレ詐欺・預貯金詐欺
  • 還付金詐欺
  • 架空請求詐欺
  • 融資保証金詐欺

 などがあります。

オレオレ詐欺・預貯金詐欺

オレオレ詐欺とは

 電話で「オレ、オレだよ」と言葉巧みに親族(息子や孫など)を装い、「お金が必要」と言って金銭等を騙し取る詐欺です。

◎オレオレ詐欺の手口
 犯人は息子や孫を装い、突然電話をかけてきて、
「交通事故を起こしてしまい、示談金が必要だ」
「痴漢をしてしまい、解決するのに示談金が必要になった」
「会社のお金を使い込んだ、先輩に肩代わりしてもらっていて、迷惑をかけている」
 などと言って、現金の振り込みを要求してきます。

預貯金詐欺とは

 親族、警察官、銀行員等を装い、キャッシュカードやクレジットカード、預貯金通帳等を騙し取る詐欺です。

◎預貯金詐欺の手口
 犯人は警察官や銀行員のふりをして、
「あなたの口座が犯罪に使用されています」
「キャッシュカードが不正に使用され、口座から現金が引き出されています」
 などと、不安な気持ちになるような話をしてきます。そして、
「新しいキャッシュカードに変更する必要がある。今から職員があなたの自宅にカードを取りに行く」
「手続きに必要なので暗証番号を教えて下さい」
 などと言ってきます。

対策

「すぐに電話に出ない」ことも有効な対策です。
 在宅時も留守番電話の設定にしておくなど、犯人からの電話に出ないことも効果があります。
 また、脅迫めいた言葉で金銭等を脅し取ることは恐喝になります。毅然とした態度で接し、すぐに警察へ通報してください。そして、お金は絶対に振り込まないことが重要です。

還付金詐欺

還付金詐欺とは

 区役所、税務署などの職員を装って、医療費・国民健康保険料・税金・年金などの還付金がありますなど、払い過ぎたお金が返還されるかのように偽ります。
 また、「各種給付金」の給付に便乗した詐欺も予想されます。

◎還付金詐欺の手口
 区や税務署職員のふりをして、「先日通知を出したが見ていないですか。『医療費』『税金』の還付があります。期限が過ぎているが、今日までなら手続きできます」と慌てさせ、携帯電話とキャッシュカードを持ってコンビニや金融機関のATMに行くよう誘導してきます。そして、犯人の指示通りにATMを操作すると気づかぬうちに犯人の口座にお金を振り込んでしまいます。

対策

ATMには絶対に行かない!
 「還付金や給付金がある」という言葉を鵜呑みにせず、区役所や税務署などに確認しましょう。
 また、相手の電話番号には連絡しないでください。不審な電話があったら、すぐに110番通報してください。

架空請求詐欺

架空請求詐欺とは

 何らかの方法で個人の情報を入手した者が、ハガキ、封書、電子メールなどで不特定多数の人に請求書を送りつけてくるものです。

◎架空請求詐欺の手口
 債権回収業者を装い、「●●の利用料金が未納」などと書かれた内容を送りつけます。そして、未納料金があるように思い込ませて連絡させ、電話番号等の個人情報を収集し、お金を支払わせます。

【架空請求のハガキ記載例】
貴方様が以前ご利用された「電子通信料金未納分」についてのご連絡になります。
大至急ご連絡をお願いいたします。受付期日までにご連絡がない場合は、「電子消費者契約民法特例法」に基づいて誠に遺憾ですが、弊社直接回収班によるご自宅、お勤め先への直接回収または裁判所執行官による給料差し押さえ、動産物差し押さえとなりますのでご了承ください。請求金額、お支払い方法等につきましては、弊社まで至急ご連絡をお願いいたします。 
以上をもちまして最終通告とさせていただきます。

対策

連絡をしないで「無視」
心当たりのないハガキやメールが届いても相手方に電話や返信をせず、無視してください。不安を感じたときは、
 台東区消費生活センター(電話03-5246-1133)にご相談ください。

裁判所から書類が届いたら・・・

  • 万一、「裁判所」から書類が届いた場合には、放置せず、本当の「裁判所」からの書類であるか確認する必要があります。本当の「裁判所」からの支払督促、少額訴訟の呼出状等であった場合、何も対応しないと不利益を受ける恐れがあります。

ただし、「裁判所」からの通知であるかのように装って、偽りの連絡先を記載している場合もあり得ますので書類に記載された電話番号などには連絡しないでください。

  • ご連絡する場合には、発送元や連絡先が本当の「裁判所」であるかどうかを電話帳や消費者相談センターなどで確認してからにしてください。

融資保証金詐欺

 低金利などをうたった融資話しを持ちかけ、申込みした人から保証金名目で現金を騙しとります。「必ず貸します」「低金利」「無担保」などという言葉には、特に注意が必要です。

対策

・融資する前に保証金のお金を払うよう言われたら、「詐欺ではないか」と疑ってみる。
・正規の登録業者かどうか確認する。(東京都や金融庁のホームページで検索できます。)

危機管理室生活安全推進課
 電話:03-5246-1044
台東区消費生活センター
 電話:03-5246-1133(月曜日から金曜日 午前9時から午後4時)

区内警察署
 上野警察署 電話:03-3847-0110
 下谷警察署 電話:03-3872-0110
 浅草警察署 電話:03-3871-0110
 蔵前警察署 電話:03-3864-0110

振り込め詐欺防止対策のための自動通話録音機は、こちらです。

お問い合わせ

生活安全推進課

電話:03-5246-1044

ファクス:03-5246-1019

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