悪質商法対策
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更新日:2010年10月22日
巧妙で悪質な商法には、
「利殖(詐欺)商法」「訪問リフォームなどの点検商法」「かたり商法」
「送りつけ商法」
「霊感・開運商法」
「催眠商法」
「アポイントメント商法」
「マルチ商法」などがあります。
利殖(詐欺)商法
「高い配当」を目玉に健康食品の販売や各種イベントの投資を誘い、多くの人からお金を集めて騙しとる手口です。
訪問リフォームなどの点検商法
「無料で家の屋根や床下を点検します」をうたい文句でお年寄りの家に訪問し、やらなくてもいい屋根瓦の交換工事や白アリがいるなどと偽って駆除作業の契約を取る手口です。
かたり商法
区役所、消防署、水道局、NTT、ガス会社などから来たような、まぎらわしい言い方と服装で、消火器、電話機、ガス警報器などを売りつける手口です。
対策
- そんなうまい話は、ありません。「うまい話には落とし穴」があると疑ってみる。
- 不審なセールスマンは、家にあげない。
- すぐに契約せずに、家族や知人に相談する。
- あいまいな返事をせず、「いりません」とはっきり断る。
送りつけ商法
書籍や雑誌など注文していない商品を勝手に送り付け、その人が断らなければ買ったものとみなして、代金を一方的に請求する手口です。
対策
- その1 商品を返送する意思がある場合:商品を送り返す(送料は着払い)。
- その2 商品を返送する意思が無い場合:送り返さなくとも問題は無い。
※商品を受け取った日から14日間経過したとき、または引き取りを請求してから7日間過した場合は処分しても大丈夫です。ただし、期間経過前に商品を使用した、消費した場合は、購入を承諾したものとみなされますのでご注意ください。
- その3 請求書がしつこく送られてくる場合:受領を拒否する。
請求書の入った封筒を開封せず、「受領拒否」と朱書きしてポストに投函して送り返す。
※代金引換郵便については、家族間でよく連絡をとってから、本人が不在の時に不審な小包が届いた場合は、受け取りを保留し配達員に持ち帰ってもらうのも一つの方法です。
※心あたりがない場合は、受け取りを拒否する旨を連絡すれば、郵便物は配送元に返送されます。
霊感・開運商法
単なる「つぼ・印鑑・置物」などに、あたかも超霊力・開運があるように思わせ、不当に高い価格で売りつける手口です。
対策
「このつぼは、悪霊を取り除く力があります」「この印鑑を使うと幸運になります」などの言葉に注意する。
催眠商法
多くの人をある場所に集め、日用品や輸入化粧品などを無料で配付し、会場全体を興奮・催眠状態にして、高額商品を売りつける手口です。
対策
- 日用品や輸入化粧品などを無料で配付しますなど、配付場所に人を集めるチラシには十分に気をつける。
- 普段から「うまい話には、必ず落とし穴」があると疑ってみる。
アポイントメント商法
電話やハガキなどで「あなたが△△に当選しました」などと告げて別の場所に呼び出し、高額商品を売りつける手口です。
対策
- あいまいな返事をせず、「いりません」とはっきり断る。
- 普段から「うまい話には、必ず落とし穴」があると疑ってみる。
マルチ商法
商品(化粧品、健康食品、健康器具など)を販売しながら会員を勧誘するとリベートが得られるとして、消費者を販売員にして、会員を増やしながら商品を販売していく手口です。
こんな言葉に注意
- その1 会員になって新規購入者を紹介してくれたら、高いリベートが手に入る。
- その2 月に△△万円の利益をあげている人もいますよ。
- その3 会員を増やすと、その会員が頑張ってくれた分もあなたに利益になるのです。また、楽にもうけられますよ。
対策
販売する商品の性能や品質、入会や販売員となったときの負担等について、契約の相手側からきちんとした説明を受ける。
お金に関するトラブルは、誰にでも起こる可能性があります。
もし、少しでも困ったこと、悩んでいることがあった時には、ぜひ消費者相談センターにご相談ください。「早めの相談が解決の近道」です。
危機管理室生活安全推進課
電話:03-5246-1044
台東区消費者相談コーナー
電話:03-5246-1133(月曜日から金曜日 午前9時から午後4時)
区内警察署
上野警察署 電話:03-3847-0110
下谷警察署 電話:03-3872-0110
浅草警察署 電話:03-3871-0110
蔵前警察署 電話:03-3864-0110
お問い合わせ
生活安全推進課
電話:03-5246-1044
ファクス:03-5246-1019