観光マナー啓発をはじめとした新たな取り組みを実施します!~浅草地区における持続可能な観光地づくりについて~
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更新日:2024年11月26日
台東区では、浅草地区の地域住民や事業者と協働し、観光客の満足だけではなく、区民の生活に調和したまちづくりによる、持続可能な観光地の実現を目指しています。
『EDO IT!』をスローガンに、江戸らしくストレートに「DO IT!(やろう)」という呼びかけの意味を込め、江戸の浅草地区を浮世絵タッチで表現したビジュアルとともに啓発活動を推進します。
観光マナーを知ること・守ることを「良きおこない」として楽しんでいただけるよう取り組んでいきます。
今回のポイント!
観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の先駆モデル地域の自治体として、都内では唯一台東区が実施します!
観光マナー啓発等の取り組み
持ち帰り用ごみ袋の配布
持ち帰り用ごみ袋
観光客によるごみのポイ捨てが課題となっていることから、「持ち帰り用のごみ袋」を配布することで、ポイ捨て行為に対する意識啓発を行います。
同時に、日本の観光マナーを正しく理解いただくために、「観光マナー啓発リーフレット」も配布します。対応言語は、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語で、観光マナーについてイラスト付きでわかりやすく表記しています
配布開始
令和6年12月上旬から
配布場所
浅草地域の観光案内所及び観光バス降車場、宿泊施設等
ごみのポイ捨て禁止啓発
巡回スタッフコスチューム(予定)
巡回スタッフが移動式ごみ箱をもって浅草地区を巡回しながら、観光客へのマナー啓発を行います。江戸をテーマとしたコスチュームを着て、観光客が一緒に記念撮影したくなるような楽しいマナー啓発を行います。年末年始の期間は巡回強化期間として稼働時間を延長します。
実施期間
令和6年12月上旬から令和7年1月下旬の毎日(予定)
実施時間
昼1回、夕方1回
巡回エリア
下図参照
ごみ拾いイベントの実施
楽しみながらゲーム感覚で参加できる人気の清掃イベント「清走中」への参加を通じて、ごみのポイ捨て問題への意識を醸成しながら、浅草地区の美化を推進します。
ごみ拾い中にSNSアプリに通知されるミッションに挑戦し、クリアに応じて付与されたポイントに基づいて景品獲得ができる参加費無料のイベントです。
※「清走中」は株式会社Gabの商標です
第1回(親子参加型 定員抽選100名)
開催日 令和6年12月14日(土曜日)
https://teket.jp/9471/42838(外部サイト)
第2回(大人限定 定員抽選100名)
開催日 令和7年1月18日(土曜日)
https://teket.jp/9471/43038(外部サイト)
※URLは各イベントのチケット申込フォーム(teket)へ遷移します
ごみの組成調査・分析の実施
浅草地区内における道路等に投棄されたごみの現状を調査し、ごみの多い場所や量、組成を明確にすることで、今後の浅草地域のポイ捨てによるごみ対策の基礎資料となるよう分析を行います。
その他対策の取り組み
トイレ・公衆喫煙所の案内マップの提供
ウェブページ(スマートフォン)
観光客への情報発信強化として、「トイレ」「公衆喫煙所」の場所を探せるデジタルマップを公開します。
さらに、二次元コードを読みとることで簡単にデジタルマップへアクセスできるように、二次元コードが印刷されたポスターやミニスタンドの促進ツールを、地域事業者協力のもと店頭や観光案内所など、浅草地区で広く展開します。日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語で表記しています。
デジタルマップ公開
令和6年11月末(予定)
促進ツール利用開始
令和6年12月上旬(予定)
デジタルマップ
台東区公式観光情報サイト「TAITOおでかけナビ」上に公開予定
店頭行列の緩和実験
入店待ちの行列が区民や来街者の歩行の障害になっているケースがあります。番号案内による順番待ちシステムを導入することで店頭前の行列を緩和し、快適な歩行空間を確保できるよう、一定期間実験を行います。また、地域の飲食店などと実験結果を共有し、システムの普及を図ります。
実施期間
令和6年12月から令和7年1月(予定)
対象店舗
浅草地区の店頭行列ができる5店舗(予定)
担当部署からのコメント
将来にわたり持続可能な観光地であり続けるためには、観光客だけではなく、地域住民や事業者も満足できるまちづくりを進めることが重要だと考えます。混雑が顕著な浅草地区をモデルケースに実施し、その成果を踏まえ、今後は他地区への展開を検討していきます。
お問い合わせ
観光課 おもてなし環境整備担当
電話:03-5246-1447
ファクス:03-5246-1515