奏楽堂日本歌曲コンクール　歌唱部門・作曲部門の入賞者決定！～7月に入賞記念コンサート開催～

日本最古の音楽ホール“旧東京音楽学校奏楽堂”にて、「奏楽堂日本歌曲コンクール」の本選会が5月26日（日曜日）に開催され、入賞者が下記のとおり決定しました。
日本歌曲に特化した権威あるコンクールとして今回も全国から応募があり、優れた歌曲作品と歌い手が選出されました。
7月に上位入賞者による記念コンサートを開催します。

第一位・中田喜直賞・木下記念賞【金】
森（もり）　翔（しょう）梧（ご） （バリトン　東京藝術大学大学院修了）

第二位・木下記念賞【銀】
上村（かみむら）　誠一（せいいち）（カウンターテナー　国立音楽大学大学院修了）

第三位・上村記念賞【銅】
石田（いしだ）　滉（きらら）（メゾソプラノ　東京藝術大学大学院修了）

第一位・大中　恩賞
原（はら）　文（ふみ）雄（お）（作曲家　尚美学園短期大学音楽学科）
曲名　眼1 メゾ・ソプラノとピアノのための

第二位
石垣（いしがき）　絢子（あやこ）（作曲家　東京藝術大学大学院修了）
曲名　新美南吉の詩による歌曲集「風の光にほめくべし」

第三位・畑中良輔賞
鷹（たか）羽（ばね）　 咲（さき）（作曲家　東京藝術大学音楽学部卒業）
曲名　疲レタ少年ノ旅 　ソプラノとクラリネットのための

※コンクールについて、詳しくは旧東京音楽学校奏楽堂ホームページをご覧ください。
https://www.taitogeibun.net/sougakudou/（外部サイト）

作曲部門上位入賞作品の演奏と、歌唱部門上位入賞者の歌唱をお愉しみいただけます。

令和6年7月20日（土曜日）午後3時開演

台東区立旧東京音楽学校奏楽堂

3,000円

明治23年に創建された日本最古の音楽ホール。
東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)の校舎として使用されていましたが、台東区が譲り受け、現在の地に移築・復原しました。昭和62年に「旧東京音楽学校奏楽堂」として開館し、翌年には重要文化財に指定されました。以降、“クラシック専門ホール”として運営しておりましたが、平成25年4月から耐震補強と修復のため休館し、平成30年11月からリニューアルオープンしました。

日本歌曲の発展と普及のために発足した奏楽堂日本歌曲コンクールは今回で35年目を迎えました。瀧廉太郎や山田耕筰等を輩出した歴史ある音楽ホールから、今回も素晴らしい歌曲作品と歌い手が選ばれました。