「上野広小路遺跡三橋遺構展示」完成記念式典を開催しました

　1月19日（木曜日）午後2時30分から、上野恩賜公園内の区立下町風俗資料館隣りにおいて、「上野広小路遺跡三橋（みはし）遺構展示」完成記念式典を開催しました。
　上野広小路遺跡三橋遺構展示は、同遺跡から出土した石材・木材を使い、江戸時代に上野広小路から寛永寺へ渡るための橋であった「三橋」の下部構造となる石組について、その半面を再現して整備したものです。
　式典では、服部区長から「この展示を契機として、上野と寛永寺、三橋のつながりとその歴史について、より多くの方に知っていただき、国内外の多くの観光客の皆さまに、本区の持つ魅力のひとつとして感じていただきたい」と挨拶がありました。

　不忍池から忍川が流れ出し、寛永寺へと向かう参道には三つの橋がかかっていました。
　この「三橋」は数々の浮世絵にも描かれる江戸名所の一つでした。
　明治時代に忍川は暗渠となり、三橋も失われましたが、平成17年度に石組水路が発見されました。

【令和5年台東区新春特別番組】
よみがえる三橋～上野広小路遺跡 三橋遺構 展示～
https://youtu.be/CW0SMxlu5Vw（外部サイト）