大衆芸能の振興に貢献した芸能人を顕彰する令和4年度「スターの手型」被顕彰者決定!
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更新日:2023年1月12日
発表内容
本年度の被顕彰者は次の6名です。(プロフィールは下記参照)
- 柄本 明 ・・・俳優
- 神田 松鯉 ・・・講談師
- ナイツ 土屋 伸之 ・・・漫才師
- ナイツ 塙 宣之 ・・・漫才師
- 松坂 慶子 ・・・女優
- 柳家 さん喬 ・・・落語家
(五十音順:敬称略)
「スターの手型」設置事業の概要
台東区では、大衆芸能の振興に貢献した芸能人の功績をたたえ、その業績を後世に伝えるため、昭和54年(1979年)より浅草公会堂前とオレンジ通り花壇上に顕彰された方々の手型をサインと共に収めています。大衆芸能ゆかりの地「浅草」のシンボルとして、多くの観光客の方が訪れています。
被顕彰者は今回の6名を加えて、343名となります。
今後の事業予定について
- 顕彰式は令和5年3月4日(土曜日)、浅草芸能大賞授賞式と併せて浅草公会堂において実施します。
- 当日の取材に関しましては、浅草芸能大賞授賞式の主催者である公益財団法人 台東区芸術文化財団から2月中旬に取材希望のご案内を送付します。
- 6名の手型は、顕彰式に合わせ浅草公会堂前のオレンジ通り花壇上に設置します。
スターの手型被顕彰者プロフィール (五十音順)
柄本 明・・・俳優
1948年、東京都生まれ。1976年に自身で劇団東京乾電池を旗揚げ。1998年、『カンゾー先生』(今村昌平監督)で第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞。また10年の李相日監督作『悪人』では第34回日本アカデミー賞助演男優賞を受賞した。近年の作品に、映画『ある船頭の話』(主演)(2019/オダギリジョー監督)、『燃えよ剣』(2021/原田眞人監督)、『ある男』(2022/石川慶監督)、ドラマ「半沢直樹」(2020/TBS)、「海の見える理髪店」(主演)(2022/NHK)、舞台『てにあまる』(2020)、『本日も休診』(主演)(2021)などがある。2011年紫綬褒章、2019年旭日小綬章を受勲。
主な受賞歴
1999年 日本アカデミー賞最優秀主演男優賞
2011年 日本アカデミー賞助演男優賞
2011年 紫綬褒章
2019年 旭日小綬章
神田 松鯉・・・講談師
1942年生まれ。群馬県出身。前橋商業高校卒業後、演劇界に入り役者修業を経て、1970年講談界に転じ二代目神田山陽に入門。前座名陽之介。1973年二ツ目に昇進して小山陽と改名。1977年小山陽のまま真打に昇進。1992年三代目神田松鯉を襲名して現在に至る。 若いころから講談のバックボーンと言われる長編連続講談の復活・継承に積極的に取り組み、現在は日常の寄席出演はもとより、古典講談の保存と後進の育成につとめている。
主な受賞歴
1977年 第1回講談奨励賞
1977年 第6回放送演芸大賞ホープ賞
1988年 第43回文化庁芸術祭賞
2019年 重要無形文化財保持者(人間国宝)
2020年 板橋区名誉区民賞
2021年 旭日小綬章
2021年 板橋区登録無形文化財認定
2022年 第38回浅草芸能大賞
2022年 前橋市功労者表彰
所属
日本講談協会名誉会長
公益社団法人落語芸術協会相談役
一般社団法人日本ペンクラブ企画事業委員会委員
公益社団法人俳人協会評議員
ナイツ(塙 宣之・土屋 伸之)・・・漫才師
プロフィール
(写真左)
塙 宣之(はなわ のぶゆき)
生年月日:1978年3月27日
出身地:千葉県
(写真右)
土屋 伸之(つちや のぶゆき)
生年月日:1978年10月12日
出身地:東京都
2001年ボケの塙とツッコミの土屋にて活動開始。内海桂子の弟子として活動。
2010年11月に漫才協会の真打に昇進。現在、塙は同協会の副会長、土屋は常任理事を務める。
毎年「ナイツ独演会」を開催のほか、漫才協会、落語芸術協会、三遊亭小遊三一門として、「国立演芸場」「新宿末廣亭」「浅草東洋館」「浅草演芸ホール」等の寄席でも活躍中!
主な受賞歴
2003年 漫才新人大賞受賞
2008年 お笑いホープ大賞 THE FINAL 優勝&NHK新人演芸大賞受賞
2009年 第26回浅草芸能大賞新人賞受賞
2011年 THE MANZAI2011準優勝
2013年度 文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞受賞
2016年度 (第67回)芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞受賞
2016年度 第33回浅草芸能大賞奨励賞受賞
現在、TBSラジオ「土曜ワイドラジオ TOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」、ニッポン放送「ナイツザ・ラジオショー」、「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」などにレギュラー出演中
松坂 慶子・・・女優
©加藤孝
1952年東京都生まれ。1970年に映画デビュー。『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』『青春の門』『蒲田行進曲』『火宅の人』代表作多数。
1990年主演映画「死の棘」がカンヌ国際映画祭大賞ならびに国際批評家連盟賞の二冠に輝く。国内ではブルーリボン主演女優賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を3度に渡り受賞。
2009年には紫綬褒章を受章。
2022年はNHKプレミアムドラマ「今度生まれたら」NHK土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」に主演。2023年にはNetflixにて配信予定のドラマ『舞妓さんちのまかないさん』、4月からのNHK朝の連続ドラマ「らんまん」の放送を控える。
主な受賞歴
日本アカデミー賞最優秀主演女優賞(1982年・1983年・1991年)
ブルーリボン主演女優賞(1982年・1991年)
報知映画賞主演女優賞(1981年・1990年)
2009年 紫綬褒章
柳家 さん喬・・・落語家
1948年 東京都墨田区本所出身
1967年 五代目柳家小さんに入門 前座名「小稲」
1972年 二つ目昇進「柳家さん喬」と改名
1981年 真打昇進
2001年 落語協会理事付役員に就任
2006年 落語協会常任理事に就任
落語を演じる事により、お客様と同様の場面・人物を創り上げそれを、より楽しく面白く聴いていただけるように心がけております。
落語のライブの楽しさと落語美学の素晴らしさをお客様と共有出来るような噺家でありたいと思っております。
主な受賞歴
1984年 国立演芸場金賞受賞
1986年 文化庁芸術祭賞受賞 若手花形にて
1987年 選抜若手演芸大賞真打部門大賞受賞
1994年 第11回浅草演芸大賞新人賞受賞
2013年 第63回芸術選奨文部科学大臣賞受賞(大衆芸能部門)
2014年 第42回国際交流基金賞受賞
2014年 第31回浅草芸能大賞奨励賞受賞
2016年 文化庁文化交流使
2017年 紫綬褒章受章
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