びわ湖長浜KANNON HOUSEの催しについて
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更新日:2019年12月26日
「びわ湖長浜KANNON HOUSE」(台東区上野)は、台東区と「特定分野における連携に関する協定」を締結している滋賀県長浜市が、「東京にある、長浜の観音堂」をコンセプトに設置している、情報発信拠点施設です。長浜の本物の観音像を約2ヶ月交代で展示し、観音信仰文化をはじめとする長浜市の情報を広く発信しています。
1月に開催される、びわ湖長浜KANNON HOUSE等でイベントについて、お知らせします。
ギャラリートーク「正妙寺 千手千足観音さま」【予約不要】
日時
令和2年1月4日(土曜日) 11時から・14時から(各1時間程度)
会場
びわ湖長浜KANNON HOUSE
内容
高月観音の里歴史民俗資料館の佐々木悦也学芸員が、展示中の正妙寺の観音さまについて話します 。
第14回 長浜歴史文化講座 「西野水道とホトケたち~西野の歴史と史跡・文化財~」【要予約】
日時
令和2年1月5日(日曜日)14時から16時
会場
上野区民館「401集会室」
定員
先着80名(事前予約制)
内容
高月観音の里歴史民俗資料館の佐々木悦也学芸員が、民衆主体の一大土木事業「西野水道(滋賀県史跡)」や、わが国最大・最古級の「古保利古墳群(国史跡)」、薬師如来・十一面観音(いずれも重要文化財)など、特色ある歴史・文化財を今に伝える高月町西野地域について話します。
ギャラリートーク「『星と祭』と湖北の観音信仰の今昔」【予約不要】
日時
令和2年1月18日(土曜日) 11時から・14時から(各1時間程度)
会場
びわ湖長浜KANNON HOUSE
内容
『星と祭』復刊プロジェクトの活動を通して実行委員会メンバーが感じた「現代の湖北の観音信仰」と「『星と祭』に描かれた観音信仰」を紹介します。
イベントに関するお問い合わせ
びわ湖長浜KANNON HOUSE
電話:03-6806-0103
※全ての催しにおいて参加費は無料ですが、席に限りがあります。
※要予約のイベント申込は「ご希望の会場名」「氏名」「人数」「連絡先」を明記し、びわ湖長浜KANNON HOUSE <info@nagahama-kannon-house.jp> までご連絡ください。
びわ湖長浜KANNON HOUSEの展示内容について
期間
令和元年12月24日(火曜日)から令和2年3月15日(日曜日)まで
展示内容
千手千足観音立像(長浜市高月町西野「正妙寺」)
千手千足観音立像
令和元年12月24日から展示
千手千足観音立像
(木造・漆箔・玉眼・像高 42.1cm・江戸時代)
他に例のない「千本の足」を持つ観音像。上半身は裸形で腰布を着し、両脚は膝頭を出して直立する。忿怒相で眉目をいからせ、口を開き、額には縦に第三眼を刻む。頭上は、天冠台上に九つの小面が横に並び、中央には仏面が一段高く載る。右手に錫杖、左手に戟を執り、両手首・足首には環釧を彫出する。脇足は左右各十九本を扇状に半肉彫で表わしている。
他に例を見ない像容であるが、仏像は必ず儀軌・経典によって造られることから、江戸期に当地で独自に創作されたものではなく、かつてこの寺に千足観音があり、戦火に遭って後に復興された可能性もある。また、鎌倉時代の天台系図像集「阿沙縛抄」「白宝抄」に「千足観音」の記載がみられ、この地に千の足を持つ像が伝わる背景には、台密の影響があったことが窺われる。
本像は、平成28年7月の観音展「びわ湖・長浜のホトケたち2」にも出陳され、その像容からひときわ関心を集めた。また、びわ湖長浜KANNOHOUSEへの出陳は平成29年11月に続き2回目。
びわ湖長浜KANNON HOUSEホームページ
http://www.nagahama-kannon-house.jp/(外部サイト)
お問い合わせ
びわ湖長浜KANNON HOUSEに関するお問い合わせ 滋賀県長浜市総合政策部総合政策課
電話:0749-65-6505
連携都市提携に関するお問い合わせ 台東区国際・都市交流推進室都市交流課
電話:03-5246-1016