ウィーン市第1区の皆さん、グリュース ゴット!台東区・ウィーン市第1区イネレシュタット姉妹都市提携30周年記念式典を行いました
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更新日:2019年8月1日
台東区とオーストリアウィーン市第1区イネレシュタットは、今年、姉妹都市提携30周年を迎えました。30周年を記念して、7月にウィーン市第1区イネレシュタットで30周年記念式典及び記念プレート除幕式を行いました。
また、30周年記念事業として、ウィーン市第1区内で行われた「日本の夏祭り」へ参加し、現地の方々と交流を深めました。
30周年記念式典
ウィーン市旧市庁舎で記念式典を行いました。両区を代表して服部征夫台東区長と石塚猛台東区議会議長、マルクス・フィグル ウィーン市第1区長、イザベル・ユングニッケルウィーン市第1区副区長が友好提携確認宣言書へ署名し、記念すべき年を契機に絆を深めていくことを確認しました。
友好提携確認宣言書への署名の様子
左から石塚議長、服部区長、フィグル区長、ユングニッケル副区長
式典に参加した関係者
プレート除幕式
記念式典に続いて、ウィーン市第1区内のグレーテ・レホール公園でプレート除幕式を行いました。台東区から寄贈した3本の桜の木と記念プレートについて、服部区長は「この桜がウィーンにしっかりと根をはり、40周年、50周年と続くであろう両区の交流のシンボルとなることを期待している。」と話し、マルクス・フィグル ウィーン市第1区長は「桜の木は生き物である。両区の関係も生き物のように大切に育てていきたい。」と話していました。
プレート除幕式の様子
ウィーン市第1区内で行われた「日本の夏祭り」への参加
ウィーン市第1区内にある世界博物館で行われた「日本の夏祭り」(世界博物館、在オーストリア日本大使館、墺日協会 共催)に、台東区伝統工芸振興会の職人3人と、歌舞伎・邦楽囃子の3人が参加し、現地の方々と交流を深めるとともに台東区に息づく江戸文化を通して台東区の魅力を発信しました。
田中耕太朗氏(江戸簾)による簾コースター作りワークショップ
藤井直行氏(袋物)による革のキーホルダー作りワークショップ
上川善嗣氏(東京銀器)による銀器の説明
望月太左衛社中による演奏 左から望月太左乃氏(太鼓)、望月太左衛氏(小鼓)、望月太左理氏(大鼓)
ウィーン市第1区イネレシュタットの特徴と提携の動機
ウィーン市第1区のイネレシュタットは、音楽の都ウィーン市の行政区の1つです。シュテファン大聖堂やオペラ座など歴史的建築物や文化遺産が点在し、世界中から多くの観光客が訪れています。
歴史と文化の街という共通点があり、区内小学校音楽部の訪問をきっかけに、文化や人的交流の発展をめざし提携しました。
シュテファン大聖堂
今後の取り組み
今年は、日本とオーストリアの国交樹立150周年にもあたることから、駐日オーストリア大使館の協力により、オーストリア文化のパネル展を行うなど、今後も、区民のオーストリア文化への理解を促進する取り組みを実施します。
オーストリア文化のパネル展
「カリオペ オーストリア 社会、文化、学問における女性たち」
- 期間 11月1日(金曜日)から28日(木曜日)
- 場所 浅草文化観光センター7階展示スペース(雷門2丁目18番9号)
- 主催 台東区
- 協力 オーストリア大使館オーストリア文化フォーラム
これまでの150周年交流推進事業は、区公式ホームページ「2019年日本オーストリア友好150周年関連事業を紹介します。」をご覧ください。
2019年日本オーストリア友好150周年関連事業を紹介します。
お問い合わせ
都市交流課
電話:03-5246-1193