台東アートギャラリーにて、嘉納治五郎像を展示
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更新日:2019年2月8日
台東区では、柔道の創始者である嘉納治五郎の像を、平成31年2月10日(日曜日)から8月9日(金曜日)の期間(※区役所の開庁日に準ずる)、区役所1階 台東アートギャラリーで展示します。(嘉納治五郎は、2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の登場人物の一人。)
この像は、台東区名誉区民にして彫刻家である朝倉文夫の作品の一つであり、嘉納治五郎が全身全霊を傾けた1940年の東京オリンピック招致が成功(のちに返上)した、1936年に制作されました。
朝倉文夫は、1907年から1910年ころに嘉納と知り合ったと推察されます。その後も縁があり、嘉納の人柄や骨格などを熟知していた朝倉は、嘉納の海外出張中に本作を制作して周囲を驚かせました。しっかりした体幹を感じさせるポーズは、嘉納の柔道家としての「不動の姿勢」を意識したと思われます。
この他、「台東アートギャラリー」では、区が所蔵する絵画や造形作品を展示しています。随時、展示替えを行い、多くの皆さまに、気軽に芸術に触れていただき、楽しんでいただけるギャラリーを目指しています。是非、一度、お立ち寄りください。
1936年作 ブロンズ
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