区立幼稚園の今後の対応を策定しました。

各種アンケート調査結果や学識経験者の意見を踏まえながら、今後の区立幼稚園の方向性について、区教育委員会の考え方をまとめました。引き続き、子供たちを取り巻く環境の変化や多様化する保護者ニーズに的確に対応しながら、区立幼稚園が台東区の幼児教育の一端を担っていけるよう、今回まとめた考え方に基づき、必要な施策を適切に講じてまいります。

1　学級編制基準の見直し

今後も質の高い幼児教育を提供していくため、新たに3歳児クラスの学級編制基準を10人以上とし、令和7年度入園児の募集分から、「募集時点で3歳児が9名以下の場合」や、「2年連続で、4月時点で3歳児が9名以下の場合」には、翌年度の学級編制を行わないこととします。また、2年連続で学級編制が出来ない場合は閉園を検討します。
なお、預かり保育（定期利用）非拡充園については、今後実施を予定する預かり保育（定期利用）の周知・浸透の期間を考慮して、令和9年度募集分から新たな学級編制基準を適用することとし、令和7、8年度入園児募集分は現在の基準（「3歳児クラスの学級編制基準は募集時に7人以上とする」）のみを適用することとします。

2　預かり保育（定期利用）の全園実施

5園で試行実施している預かり保育（定期利用）について、検証結果や保護者ニーズを踏まえ、令和7年度より全園で実施します。

3　弁当給食の本格実施

令和7年度より、アレルギーや宗教上等の理由から弁当持参が必要な場合を除き、週5回の弁当給食を実施します。

4　情報発信

質の高い幼児教育の実践、併設小学校との連携、様々な子供たちの受入れ、預かり保育・弁当給食の実施など区立幼稚園に関する情報や特色について、未就園児の保護者に正確かつ十分に伝わるよう、情報発信の強化を図ります。

全文はこちらからご覧いただけます。

閲覧場所
区公式ホームページのほか、区政情報コーナー（区役所3階7番窓口）でもご覧いただけます。

「区立幼稚園の今後の対応　中間のまとめ」に対するパブリックコメント（意見公募手続き）を令和6年4月26日から令和6年5月16日まで実施し、貴重なご意見をいただきました。誠にありがとうございました。
お寄せいただいたご意見と、ご意見に対する区の考え方は、次のとおりです。