MR(麻しん風しん混合)ワクチン任意接種費用助成
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更新日:2025年8月4日
MR(麻しん風しん混合)予防接種を法定期間内の第1期(1歳から2歳の誕生日の前日)、第2期(5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間)に接種できなかった方を対象に、台東区独自で接種費用の助成を行っています。
病気の概要
麻しんとは
麻しんウイルスの空気感染によるもので、感染力が強く、予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。
主な症状は、発熱、せき、鼻汁、めやに、発しんで、最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うとまた39~40℃の高熱と発しんが出てきます。高熱は3~4日で解熱し、次第に発しんも消失します。
主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。麻しんにかかった人は、数千人に1人の割合で亡くなっています。
風しんとは
風しんウイルスの飛沫感染によって起こる病気で、主な症状は、かぜ症状、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などです。
潜伏期間は2~3週間で、発疹、熱は約3日間で治るので、「三日ばしか」と呼ばれることがあります。
合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。妊婦が妊娠初期にかかると、先天性風しん症候群(心臓病、白内障、聴力障害)の赤ちゃんが生まれてくる可能性が高くなります。
助成内容
対象者
2歳以上18歳以下の者(麻しん風しん定期予防接種第2期の対象者を除く)
※定期予防接種を2回完了していない、かつ、麻しん風しん両方もしくはどちらかにかかったことがない方が対象
助成回数
1または2回
接種費用
無料
申込方法
申請により窓口または郵便で予診票を発行します。
窓口での発行をご希望の場合
台東保健所5階保健予防課または浅草保健相談センターで発行します。お越しの際は、母子健康手帳をご持参ください。
郵便での発行をご希望の場合
下記よりお申込みください。
接種方法
接種場所
区内の協力医療機関にて実施しています。
※区外で接種した場合は全額自己負担となります。
麻しん風しん予防接種台東区単独助成協力医療機関名簿(令和7年8月1日時点)(PDF:295KB)
接種当日
予診票と母子健康手帳を、医療機関にお持ちください。
接種にあたっての注意事項
接種が受けられない方
- 37.5度以上の熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- 今回受ける予防接種によって、またはワクチンに含まれる成分で、アナフィラキシー・ショックを起こしたことのある方
- 医師が不適当な状態と判断した方
接種を受ける際に医師との相談が必要な方
- 心臓病・腎臓病・肝臓病、血液の病気や発達障害などの基礎疾患のある方
- 以前ワクチン接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどがみられた方
- 以前けいれんを起こしたことのある方
- 過去に免疫不全と診断されている方、近親者に先天性免疫不全症の者がいる方
- ワクチンに含まれる成分にアレルギーがある方
- 周囲で麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘などの病気が流行していてその病気にかかったことが無い方
- ガンマグロブリン製剤の注射を受けたことがある方
接種後の注意
- 接種後30分位は、医師とすぐに連絡をとれるようにしておき、お子さんの様子に注意しましょう。
- 接種当日は、激しい運動は避けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、わざと注射した部位をこすることはやめましょう。
副反応
接種後、4週間は副反応の出現に注意しましょう。
主な副反応は、発熱と発疹です。他の副反応として、接種部位の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応、じんましん、リンパ節腫脹、関節痛、熱性けいれんなどがみられます。
まれに、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれんなどの副反応が生じる可能性もあります。
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関連情報
区内在住の満19歳以上の妊娠を希望する女性とその同居者の方へ風しんの抗体検査と予防接種の費用助成を行っています。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性のうち令和7年3月31日までに風しん抗体検査を受診し抗体価が基準より低かった方はこちらの制度をご利用ください。
お問い合わせ
台東保健所 保健予防課予防担当
電話:03-3847-9471
ファクス:03-3847-9424
