谷中地区 地区計画
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更新日:2020年10月27日
はじめに
谷中地区は、台東区の北西部に位置し、JR山手線日暮里駅や鶯谷駅、東京メトロ千代田線千駄木駅や根津駅に囲まれた利便性の高い立地にあり、地区内には江戸以来の道筋(みちすじ)、町割(まちわり)、寺社や明治・大正・昭和の町屋、住宅、塀や路地などの特徴的な建造物等が数多く残っています。
本地区計画は、「谷中地区まちづくり方針」に基づき、特徴ある既存のまち並みの維持・保全に配慮しつつ、街並み誘導型地区計画を活用して以下の取組を進め、地域活力と落ち着きある暮らしが調和したまちづくりと防災性向上の実現を目標とします。
谷中地区 地区計画の概要
名称
谷中地区 地区計画
位置
谷中一丁目、谷中二丁目、谷中三丁目、谷中四丁目、谷中五丁目、谷中六丁目、谷中七丁目、上野桜木一丁目、上野桜木二丁目、池之端三丁目及び池之端四丁目各地内
面積
約 99.7ヘクタール(地区整備計画区域は約32.6ヘクタール)
決定・変更年月日
令和2年10月27日 区告第585号
建築物等の整備の方針(抜粋)
- 健全で良好な市街地の形成と住環境の向上を図るため、建築物等の用途の制限を定める。
- 敷地の細分化を防止するため、建築物の敷地面積の最低限度を定める。
- 壁面の位置の制限1号及び2号にかかる敷地では、本地区の特性に応じたまち並みを誘導し、防災性の向上と良好な市街地環境を確保するため、容積率の最高限度、敷地面積の最低限度、建築物等の高さの最高限度、壁面の位置の制限及び工作物の設置の制限を一体的に定め、道路幅員による容積率の制限を緩和し、道路斜線制限の適用を除外する。
- 壁面の位置の制限3号にかかる敷地では、沿道の佇まいを維持及び保全・継承するため、壁面の位置の制限を定める。
- 本地区の特性に応じたまち並みの形成や良好な住環境の確保を図るため、建築物等の高さの最高限度を定める。
- 本地区の歴史や文化、まち並みに配慮した景観形成を図るため、建築物等の形態又は色彩その他の意匠の制限を定める。
- 災害時にブロック塀等の倒壊による道路閉塞を防ぐとともに、沿道緑化による緑豊かな住環境を形成するため、垣又はさくの構造の制限を定める。
※道路斜線制限又は容積率の緩和を受ける場合には、建築確認申請の前に特定行政庁(台東区長)の認定が必要となります。詳しくは、都市づくり部建築課へお問合せ下さい。
・地区計画の詳しい内容につきましては、以下の関連図書(PDF)をご参照下さい。
関連図書
運用基準
景観形成ガイドライン
「建築物等の形態又は色彩その他意匠の制限」について、より分かりやすく表現したもので、建築物等の計画に際しては、本ガイドラインに沿った計画やデザインを進めていくことになります。
事業者向け概要版
谷中地区景観形成ガイドライン(概要版)(PDF:3,415KB)
敷地面積が50平方メートル未満の場合
地区計画の行為の届出が必要な区域において、敷地面積が50平方メートルの場合は、以下の報告書を添付して下さい。
壁面後退に関する奨励金
壁面の位置の制限1号及び2号の道路に接する敷地で、建築物または工作物の除却工事を行う場合に奨励金を交付します。詳しい内容につきましては、以下のページをご参照下さい。
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お問い合わせ
地域整備第三課担当
電話:03-5246-1365
ファクス:03-5246-1359