朝鮮通信使に関する記録がユネスコ「世界の記憶」に登録されました。
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更新日:2018年12月13日
平成29年10月30日(日本時間10月31日)、「朝鮮通信使に関する記録‐17世紀~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史」がユネスコ「世界の記憶」に登録されました。
ユネスコ「世界の記憶」とは
「世界の記憶」とは、世界の重要な記録遺産の保護と振興を目的に、平成4年に開始されたユネスコ(※)の事業です。
対象は、手書き原稿、書籍、新聞、ポスター、図画、地図、音楽、フィルム、写真等です。
2015年10月現在、「人権宣言」(フランス)や「ゲーテの直筆文学作品、日記、手紙等」(ドイツ)など348件が登録されており、日本からは、「舞鶴への生還」や「東寺百合文書」など5件が登録されています。
※ ユネスコ(国際連合教育科学文化機関 UNESCO)
教育、科学及び文化などの活動を通じて、世界平和を実現するために作られた国際機関。
朝鮮通信使とは
朝鮮通信使は、室町時代から江戸時代にかけて朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節であり、日韓の平和構築と文化交流の歴史として、貴重な記録が残っています。
平成28年3月に日韓の団体が共同で申請を行い、平成29年10月30日(日本時間10月31日)に「世界の記憶」に登録されました。
※登録時の申請資料や学術研究などはこちら(NPO法人縁地連絡協議会ホームページ)(外部サイト)
台東区との関係
台東区にある東本願寺は、朝鮮通信使が江戸を訪れた際の宿所として利用されました。また、東京国立博物館には関連する資料が所蔵されています(※現在公開はされていません)。
台東区は、平成28年2月に「世界の記憶」の日本側の申請団体である「NPO法人 朝鮮通信使 縁地連絡協議会」に加盟しました。
お問い合わせ
都市交流課担当
電話:03-5246-1016
ファクス:03-5246-1147