「台東区・西京市同時開催 芸術祭『Fiction』」　トークイベント≪第2回 空想都市会議≫開催のお知らせ

　
平成29年度台東区芸術文化支援制度対象企画の関連イベントとして、「台東区・西京市同時開催 芸術祭『Fiction』」関連トークイベント≪第2回 空想都市会議≫が開催されます。
(※本企画は、芸術文化支援制度による助成対象外となります。)
　
『Fiction』は、「芸術祭」というふるまいを借りた作品です。今和泉隆行(地理人)が架空の都市「西京(さいきょう)市」の地図を、主催者である居間 theaterが架空の芸術祭の音声ガイドをつくります。地図制作と音声制作の2つを軸に、ともにリサーチをおこない、プロセスを共有しながら進行していきます。互いの側面・切り口から、相互に影響を与えながら作品制作をしていきます。
今回のトークイベント≪第2回 空想都市会議≫は、2018年3月中旬にお披露目を予定している音声ガイド・西京市の地図の作品制作に向けて実施しているリサーチプロジェクトの一環として開催するものです。
※3月中旬の音声ガイド・地図完成お披露目イベントについては、詳細が決まり次第、随時お知らせしていきます。
　
●「西京市」とは?
空想地図作家・今和泉隆行が「中村(なごむる)市」の次の段階を目指し制作する新作空想地図。台東区を始めとした実際の都市をリサーチして、そこにある要素、街らしさ、そこに住む人々の生活感を観察し、地図上に落とし込む。「台東区」という街の要素を持ちつつ、別の街かもしれない、どこかの街かもしれない。そんな、現代都市の姿を映し出す架空の地図。
●芸術祭「Fiction」とは?
東京都・台東区と架空の都市・西京市で同時に開催される芸術祭。参加者は、地図と音声ガイドを持って街に出ます。地図が示すのは、台東区であり西京市である場所。音声ガイドが語るのは、みえない(はずの)作品。この芸術祭では、「ある／ない」・「ここ／そこ」・「みえる／みえない」の境界線が溶け、体験者がそれぞれに違った芸術祭の全体像をつくり出します。
　

平成30年2月17日(土曜)　午後3時～5時(受付午後2時45分から)

KLASS（外部サイト）(文京区千駄木3丁目34番10号2F)
　　

空想地図作家・今和泉隆行(通常、地理人)が現在進行中で制作している空想地図「西京市」。今和泉氏を中心として、架空の首都・西京市の姿をさまざまな角度から探っていきます。2017年11月に行った第1回目の会議では、都市交通と地理学に精通する2名のゲストとともに、地殻から街の交通についてまで多岐に渡るトークを繰り広げました。
第2回目となる本会議では、現在制作中の「西京市」の地図を使って、その具体的な姿を探っていきます。「西京市」の制作を行う地理人と、同時進行で音声作品「Fiction」を制作している居間 theaterが、それぞれの観点から空想都市についてメスを入れていきます。
未だ見ぬ街をイメージしてみたい方、その街の風景や生活・物語を空想してみたい方、是非参加ください。
　

●今和泉隆行
通称「地理人」。空想地図(実在しない都市の地図)を描く。著書に『みんなの空想地図』。47都道府県30都市を回った経験とデザインを重ね、地理情報の編集とデザインを行っている。(株)地理人研究所代表。
空想地図については、コチラ（外部サイト）から。
●居間 theater
演劇やダンスを背景にもつメンバーを中心とするパフォーマンスプロジェクト。
多様なジャンルの人々との協同制作や、カフェ、移動図書館、街歩きツアー、区役所などの“場”と、そこが作り出す状況そのものともコラボレーションをおこない、パフォーマンスのあり方を探っている。人が集まり時間や出来事を共にする「居間」的な、そして「劇場」的である場所のことを考えながら活動中。
　

500円(ドリンクつき・飲食持ち込み可)　
　

20名(予約優先)
　

参加は、予約優先となります。
ご予約は、こちら(申込みフォーム)（外部サイト）から。
(ご予約者名、人数、ご連絡先(メールアドレス)を送信ください)
　

居間 theater
メールアドレス　imatheater@chirijin.com
「居間 theater」　https://taitosaikyofiction.tumblr.com/（外部サイト）