「台東区・西京市同時開催 芸術祭『Fiction』」 トークイベント≪空想都市会議≫開催のお知らせ
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更新日:2017年11月29日
平成29年度台東区芸術文化支援制度対象企画 「台東区・西京市同時開催 芸術祭『Fiction』」関連トークイベント≪空想都市会議≫開催のお知らせ
平成29年度台東区芸術文化支援制度対象企画の1つとして、「台東区・西京市同時開催 芸術祭『Fiction』」関連トークイベント≪空想都市会議≫が開催されます。
『Fiction』は、「芸術祭」というふるまいを借りた作品です。今和泉隆行(地理人)が架空の都市「西京(さいきょう)市」の地図を、主催者である居間 theaterが架空の芸術祭の音声ガイドをつくります。地図制作と音声制作の2つを軸に、ともにリサーチをおこない、プロセスを共有しながら進行していきます。互いの側面・切り口から、相互に影響を与えながら作品制作をしていきます。
今回のトークイベント≪空想都市会議≫も作品制作に向けて実施しているリサーチ・プロジェクトの一環として開催するものです。
※本企画は、2017年9月頃からリサーチを開始し、2018年3月に音声ガイド・西京市の地図等の発表を予定しております。リサーチや制作の進捗、制作の課程で開催される小企画の詳細については、随時お知らせしていきます。
●「西京市」とは?
空想地図作家・今和泉隆行が「中村(なごむる)市」の次の段階を目指し制作する新作空想地図。台東区を始めとした実際の都市をリサーチして、そこにある要素、街らしさ、そこに住む人々の生活感を観察し、地図上に落とし込む。「台東区」という街の要素を持ちつつ、別の街かもしれない、どこかの街かもしれない。そんな、現代都市の姿を映し出す架空の地図。
●芸術祭「Fiction」とは?
東京都・台東区と架空の都市・西京市で同時に開催される芸術祭。参加者は、地図と音声ガイドを持って街に出ます。地図が示すのは、台東区であり西京市である場所。音声ガイドが語るのは、みえない(はずの)作品。この芸術祭では、「ある/ない」・「ここ/そこ」・「みえる/みえない」の境界線が溶け、体験者がそれぞれに違った芸術祭の全体像をつくり出します。
「台東区・西京市同時開催 芸術祭『Fiction』」<トークイベント「空想都市会議」>概要
日時
平成29年11月28日(火曜) 午後7時30分~(受付午後7時から) *終了しました
会場
HAGISO(台東区谷中3丁目25番10号)
内容
今和泉氏がこれまで描いてきた空想都市「中村市」は、ほぼ完成し形が見えてきました。次いで、その30キロメートル北にある(であろう)、首都・西京市の姿を探ります。
しかし相手は首都…地理人の知恵だけでは太刀打ちできません。自然地理から人文地理まで、幅広い地理の眼が必要になります。日本から見て地球の裏側の首都に滞在した経験を持ち、幅広く地理学をカバーする古橋大地さんと、都市計画や鉄道等から都市史を紐解く枝久保達也さんの2人の専門家の目から、地理人が描こうとしている西京市の姿にメスを入れ、西京市の姿を探っていく会議です。未だ見ぬ都市にメスを入れながら、意外と東京や世界の首都の成り立ちがつかめてくるかも?都市の成り立ちをつかみたい方、未だ見ぬ都市の姿に物申したい方、是非参加ください。
出演者
●今和泉隆行(ホスト役)
●古橋大地(ゲスト)
●枝久保達也(ゲスト)
参加費
1,000円
申込方法
参加は、予約優先となります。
ご予約は、こちら(申込みフォーム)(外部サイト)から。
(ご予約者名、人数、ご連絡先(メールアドレス)を送信ください)
主催・お問合せ
居間 theater
メールアドレス imatheater@chirijin.com
「居間 theater」 https://taitosaikyofiction.tumblr.com/(外部サイト)
お問い合わせ
文化振興課担当(芸術・芸能支援)
電話:03-5246-1328
ファクス:03-5246-1515