平成21年度予算の主な事業

(額は千円単位を四捨五入)
(●は平成21年度の新規事業)

3つの将来像のための重点事業
3 暮らしやすいまち

 

(30)寿子ども家庭支援センター運営
2,820万円 (子育て支援課)

 子どもと家庭に対する総合的な相談や、子育て支援に関する事業及び地域活動を行う子育ての拠点としての「子ども家庭支援センター」を設置する。
 既に、「台東子ども家庭支援センター(愛称・わくわくひろば)」と「日本堤子ども家庭支援センター(愛称・にこにこひろば)」の2箇所を設置しており、新たに旧済美小学校3階に「寿子ども家庭支援センター(愛称・のびのびひろば)」をオープンする。


開設場所

寿1丁目10番10号 旧済美小学校 3階

開設時期
平成21年4月1日
対象者

区内在住の18歳未満の子ども及び保護者または、子育て支援活動にかかわる者

指定管理者 特定非営利活動法人 子育て台東

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(31)ことぶきこども園管理運営
2億3,533万円 (学務課)

 区内2箇所目となる認定こども園を開設し、就学前教育の充実と地域の子育て家庭への支援を図る。こども園の管理運営は、指定管理者が行う。


開設年月日

平成21年4月1日

開設場所
寿1丁目10番9号(旧済美小学校)
事業内容

○定員
 0〜5歳児 193名

○開園時間
 午前7時〜午後8時(延長保育時間含む)

○教育・保育等
・入園時から就学前までの一貫した教育・保育
・延長保育、預かり保育、一時保育、子育て相談等

指定管理者 特定非営利活動法人 子育て台東

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(32)こどもクラブ障害児保育学年延長モデル
810万円 (児童保育サービス課)

 障害児の受入枠を拡大するとともに、障害児の対象学年を小学校6年生までに延長したモデル事業を実施する。
 このモデル事業の実施結果を踏まえて、こどもクラブにおける障害児保育の充実を図っていく。


実施クラブ

1箇所

対象学年 小学校6年生まで
対象人数 6名

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(33)障害児放課後対策
2,470万円 (障害福祉課)

 既存のこどもクラブ・児童館では施設面で対応が困難な重度障害児の放課後及び夏季休業中等における居場所を確保し、見守り・介助等のサービスを提供する。これにより、その保護者の子育て負担の軽減や障害児の安全の確保を図る。


開設箇所

1箇所

開設予定 平成21年度早期
対象者 義務教育諸学校の放課後等に見守り等が必要な障害児であり、保護者が就労、介護等により見守り等を行うことが出来ない世帯の当該障害児。
利用時間

○学校登校日 
 放課後〜午後6時(延長利用1時間)

○学校休業日
 ・春休み、夏休み、冬休み
  午前8時30分〜午後6時(延長利用1時間)
 ・土曜日
  午前8時30分〜午後5時

利用料 4,000円/月(延長利用1,000円/月)
利用定員 20名程度

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(34)健康都市連合
33万円 (元気づくり課)

  平成19年12月に行った「たいとう健康都市宣言」に基づき、健康都市としての取り組みを一層推進していくため、健康都市を標榜する自治体のネットワークである「健康都市連合(WHO西太平洋地域及び同日本支部)」に加盟する。
 活動として、健康施策や健康づくり手法などに関する健康都市相互の情報交換や、大会での健康施策に関する活動事例の報告等を行う。
 なお、東京都内の自治体で「健康都市連合」に加盟するのは初めてである。
※健康都市連合WHO西太平洋地域に加盟している日本の都市
 11都市(平成20年7月25日現在)
※健康都市連合日本支部に加盟している都市
 25都市(平成20年7月25日現在)

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(35)【一般会計・老人保健施設会計・病院施設会計】
  
       台東病院・老人保健施設千束運営
7億1,895億円 (地域医療課)
(高齢福祉課)

 23区初の区立病院が平成21年4月1日に開院し、台東区における高齢者の慢性期医療を担う拠点病院となる。
 あわせて、既存の老人保健施設千束(千束3丁目28番13号)を同じ建物の中に移転・増床し、病院と一体的に運営することにより高齢者の在宅復帰や在宅生活を支援する。
 また、(仮称)医療連携室で、医療や介護に関する総合的な相談に応じ、住み慣れた家庭や地域で暮らし続けられるように支援する。
 平成21年度から10年間、指定管理者である社団法人地域医療振興協会が、病院及び老人保健施設の管理運営を行う。


事業内容

病院・老人保健施設の運営、運転資金の貸付

所在地 千束3丁目20番5号
敷地面積 5,087平方メートル
延床面積 17,328平方メートル
規模 地上8階 地下1階

施設概要

○《病院》
・名称:東京都台東区立台東病院
・病床数:120床(一般病床40床、療養病床80床)
・診療科目:内科、整形外科、リハビリテーション科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科
・救急医療:初期救急、小児初期救急(準夜間・休日昼間)

○《老人保健施設》
・名称:東京都台東区立老人保健施設千束
・入所定員:150床(一般100床、認知症50床、うちショートステイ30床を含む)
・通所リハビリテーション:1日40人

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(36)旧老人保健施設千束跡地活用
1,600万円 (高齢福祉課)

 現行の区立老人保健施設千束は、千束保健福祉センター(千束3丁目28番13号)の2階から6階で設置運営されているが、平成21年4月1日からは、同日に開業する区立台東病院(千束3丁目20番5号)に移転し一体的に運営される。
 移転後の跡地活用として、小規模特別養護老人ホームを設置するとともに、千束保健福祉センター2階に併設されている身体障害者生活ホームのフロム千束を拡充する。
 平成21年度は実施設計を行う。

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(37)口腔ケア連携推進
1,640万円 (地域医療課)

 高齢者に多い誤嚥性肺炎の予防や、口腔機能が衰え口から食べることが困難となり栄養状態が悪化している方などに効果がある口腔ケアについて、医療機関や介護事業者と連携して推進することで、口腔から区民の健康づくりを進める。
 区の口腔ケアセンターを拠点に、高齢者を主な対象として歯科衛生士が訪問により口腔ケアの相談や指導を行う。
また、介護事業者や医療機関からの口腔ケアに関する相談を受けるほか、口腔ケアを効果的に推進するための個人別の口腔ケアプランについて、区民と医療機関や介護事業者との調整を行う。


拠点施設

三ノ輪口腔ケアセンター

所在地 三ノ輪1丁目27番11号  三ノ輪福祉センター8階

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(38)新型インフルエンザ対策
7,740万円 (生活衛生課)

 新型インフルエンザ対策として、平成20年11月に「台東区新型インフルエンザ対策行動計画」を策定した。これに基づき、平成21年度は備蓄品等の充実を図る。
 主な備蓄品は、初動調査及び発熱外来等で使用する防護服セット並びに抗インフルエンザ薬、学校等の区有施設利用者用のマスク、感染症判定用簡易キット等。
 また、行動計画にそって具体的対策を進めるための「(仮称)台東区新型インフルエンザ対策行動マニュアル」を作成する。

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(39)肺炎球菌ワクチン接種費助成
1,870万円 (保健サービス課)

 免疫力が低下している高齢者の肺炎重症化を防止するため、肺炎球菌ワクチンの接種費の一部を助成し、高齢者の健康を守る。

助成対象者 満65歳以上の区内在住者
助成金額 4,000円
実施期間 平成21年10月〜平成22年2月
実施医療機関 区内協力医療機関

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(40)学びサポートシステム
364万円 (指導室)

 区立小・中学校にインターネットを利用した演習問題配信システを導入する。本システムは、1人1人の児童・生徒の習熟度に応じた演習問題のダウンロードが可能である。これを授業や放課後、家庭学習等で活用することにより、基礎的・基本的内容を確実に身に付けさせるとともに、学習習慣の定着を図る。

小学校 2教科(国語、算数)
中学校 3教科(国語、数学、英語)

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(41)読書活動推進モデル実施
286万円 (指導室)

 区立小・中学校に司書を派遣し、学校の司書教諭等と連携して児童・生徒の学校図書館利用を推進する。司書は、学校図書館の環境整備や児童・生徒へのレファレンスサービスを行う。
 また、本事業を学力向上施策の1つとして位置づけ、学校図書館を活用して児童・生徒の学力向上を図っていく。
 平成21年度はモデル事業として実施する。


司書派遣校数 小学校3校、中学校1校

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(42)こどもクラブ運営
3億9,404万円 (児童保育サービス課)

 平成20年度に策定した「こどもクラブ整備緊急3ヵ年プラン」に基づき、こどもクラブの待機児童解消を図るため、新たに2箇所のこどもクラブを設置する。
 また、竜泉こどもクラブの定員拡大や保育時間延長を実施し、こどもクラブの充実を図る。


開設地域及び定員

○富士小学校区 30名

○田原小学校区 30名     計60名
竜泉こどもクラブの保育充実

○定員拡大    20名増

○保育時間延長  午後7時まで

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(43)(仮称)清川二丁目福祉施設整備
3億819万円 (危機・災害対策課)
(子育て支援課)
(高齢福祉課)
(障害福祉課)

 民間社会福祉法人の誘致により、旧蓬莱中学校跡地を活用して高齢者福祉・障害福祉及び子育て支援施設等を整備する。
 当該社会福祉法人に対し、施設整備費補助を行う。


開設予定

平成22年4月1日

対象者

社会福祉法人 清峰会

助成方法 建物竣工後、当該年度の補助金を支出する。

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(44)北部地域活性化支援
171万円 (生活援護課)

 北部地域において、城北旅館組合等の地元団体が実施する事業に対して支援することにより、地域の活性化を図る。


主な事業内容

○旅行雑誌への広告掲載費補助

○地域情報マップ作成費補助

○簡易宿所空室予約管理システム構築費補助

 これらの取り組みにより、簡易宿所への、ビジネス客・観光客等の受入を促進し、「北部地域簡易宿所転換助成」(No.20に掲載)の利用拡大に繋げる。

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(45)小・中学校パソコン整備
1億7,834万円 (庶務課)

 教員1人に1台のパソコンを配備し、ネットワークを構築することによって、個人情報のセキュリティをより一層向上させるとともに、事務の簡素化・効率化を目指す。更に、これを外部データセンターに設置する教職員専用のシステムにより管理する体制を整備する。

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(46)柏葉中学校等複合施設大規模改修
19億8,735万円 (庶務課)
(区民課)
(児童保育サービス課)

 改築後29年が経過し老朽化している柏葉中学校等複合施設の電気・ガス・水道等の設備更新工事を行うとともに、耐震補強工事を実施する。
 改修に合わせて、柏葉中学校を区内初となる「教科教室型施設」として整備するとともに、屋上緑化を行い環境にも配慮する。


所在地
下谷3丁目1番29号
施設概要 (校舎棟・体育館棟 地上5階建)

○柏葉中学校
 校舎棟2〜5階 体育館棟2〜4階

○台東幼稚園
 校舎棟1階

○下谷こどもクラブ
 校舎棟2階

○西部区民事務所
 体育館棟1階

○金杉区民館
 体育館棟1〜2階
延床面積 11,800平方メートル
改修工事期間 平成21年4月〜平成22年3月中旬

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(47)学力向上推進ティーチャー
1億3,842万円 (指導室)

 教員と連携して学習指導にあたるティームティーチング(TT)や、少人数集団に分かれて学習させる少人数指導の指導者として区立小・中学校に講師を配置する。
 これにより児童・生徒の学力向上に努めるほか、各学校の状況に応じて放課後の学習教室等の指導を実施し、児童・生徒の学習機会を増やすことやきめ細やかな指導を行う。
 平成21年度は、児童・生徒の更なる学力向上を目指し、配置時間増を行う。


平成21年度の配置時間

○小学校 25時間/校・週(20時間)

○中学校 42時間/校・週(21時間)

※括弧内は平成20年度の配置時間

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(48)教育支援館運営
4,497万円 (きょういく館)

 教育研究・情報、教育相談・指導、教職員研修・学校支援活動の事業を行うため、きょういく館を改称し、教育支援館として管理運営する。
 平成21年度から新たに、学習内容理解のため日本語指導が必要な児童・生徒の在籍する区立小・中学校へ、日本語指導講師を派遣する。


日本語指導講師の派遣回数

20回/人

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