一般会計予算(案)の主な事業

(額は千円単位を四捨五入)
(●は平成17年度の新規事業)

3つの将来像のための重点事業
2 いきいきとした個性あるまち

 

(13)(仮称)上野広小路駐車場整備
23億818万円 (工事課)

 副都心上野の都市機能を強化するため、公共駐車場を整備し、路上駐車減少、道路交通の円滑化、来街者の利便性の向上、地域の活性化を図る。
 平成14年度から本体工事に着手している。

建設予定地
上野二丁目〜上野四丁目
(中央通り、不忍通り)
平成15年度
実施ニーズ調査との関係
@敷地面積 約 5,400u
A延床面積 約14,310u
B規模 収容台数300台、地下2層、鉄筋コンクリート造り
C施設内容 機械式駐車場、入出庫口各1箇所、直通階段3箇所、エレベーター1基

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● (14)循環バスめぐりん新路線開業準備
500万円 (都市施設課)

 区では、区内の交通利便性の低い地域の解消を目的に、平成13年度から区内北部において「北めぐりん」、平成16年度から区内中部・南部において「南めぐりん」を運行している。
 平成17年度には、区内公共交通機関のさらなる充実を図るため、区内西部地域を含む新たな路線を運行するための詳細計画を策定する。

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(15)蔵前水処理センター用地整備
2,650万円 (公園緑地課)

 蔵前水処理センター水処理施設予定地の一部を公園用地として暫定利用するため、整備工事を行う。

整備概要
場  所
台東区蔵前2−1先
面  積
約2,000u
施行時期
平成17年5月〜8月(第1期工事)
平成18年1月〜2月(第2期工事)

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(16)タウンサイクル
853万円 (道路交通課)

 区内に宿泊する観光客や買い物に訪れる来街者をはじめ、通勤・通学の区民も広く利用できるレンタサイクルを区内20か所に配置し、街の隅々を巡ることができる公共の足として整備する。
 自治体のレンタサイクルでは例がないシステムで、1台の貸出し自転車を家族単位や仲間同士で利用するよう促し、多くの方々が共用していく仕組みを導入した。
実施場所
・隅田公園、浅草橋、新御徒町駅、仲御徒町駅
(平成17年3月開設予定)の各区営駐輪場  
 4箇所(各30台)
・ホテル、旅館 16館
(浅草地区11館 上野地区5館 合計50台)
利用単位及び
利用料
1日/台  200円
3日/台  300円
1週間/台  500円
定期利用(1月/台)  2,000円
※なお、ホテル・旅館の利用単位は、1日単位(24時間)のみ。

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(17)つくばエクスプレス浅草駅自転車駐車場整備
11億3,813万円 (都市施設課)

 つくばエクスプレス浅草駅が国際通り下に開設されることにより、予想される放置自転車の発生を防止し、国際通りの歩道や周辺道路の安全性を確保するため、駅舎の建設工事によってできる堀山空間を利用して、地下に自転車駐車場を建設している。

工事期間 平成15年10月〜18年3月
整備概要 第一自転車駐車場(1,230u)駅上部南端 460台
第二自転車駐車場(960u)駅上部北端 300台

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(18)さわやかトイレ整備
1,179万円 (工事課)

 公共トイレは、すべての人がいきいきと都市生活を楽しみ、快適にまちに滞在できるための基本的施設である。また、観光都市として多くの来訪者を迎える台東区にとって、公共トイレは観光振興に寄与する施設であり、ホスピタリティの象徴ともいえるものである。しかし、一方で公共トイレが必ずしも快適な施設でない実態もあることから、観光都市に相応しい「清潔」で、「明るく安心」で、「快適」なトイレとして整備するものである。

事業内容
木馬館前公衆便所(浅草寺西側)の改修工事を実施

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(19)密集住宅市街地整備促進
1億9,709万円 (まちづくり推進課)

 老朽木造住宅が密集し、道路、広場等の公共施設が未整備により、居住環境の整備及び良質な住宅の供給が必要と認められる住宅市街地において、老朽住宅等の建替えの促進と公共施設の整備を併せて行い、防災性の向上を図る。
  区と住民の協働による任意の修復型の事業である。
平成17年度は、根岸3丁目防災広場の整備工事及び谷中5丁目防災広場の設計等を実施する。

事業予定地区
2地区 ・谷中2、3、5丁目(28.7ha)
・根岸3、4、5丁目(33.2ha)
事業期間
平成14年〜平成23年

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(20)防災行動力の向上等
1,321万円 (災害対策課)

 総合防災訓練や避難所単位防災訓練、防災フェア、防災指導者講習会の実施、自主防災組織の活動助成などにより、区民等の災害時における防災行動力を向上させる。また、災害時の一時集合場所・避難所・避難場所を明示した防災ステッカーを町会別に作成し、全世帯に配付することで周知の徹底を図るとともに、防災意識の啓発に努める。

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(21)生活安全啓発活動推進
5,214万円 (生活安全推進担当)

 生活安全条例に基づき安全で安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、区民等の防犯意識の高揚、啓発を図るとともに、自主防犯活動を支援する。

事業内容
@台東区生活安全のつどい
区、警察署、防犯協会の共同主催で、生活安全に対する意識の高揚を図るため実施する。(平成17年10月上旬実施予定)
A自主防犯活動の支援
地域住民の自主的な防犯パトロールに対し、用品等を貸与するなど支援を行い、防犯体制の強化を図る。
B地域団体への防犯設備整備補助
商店街、町会等の団体が地域の安全を確保及び防犯を目的として設置する防犯設備の整備に係る経費を補助する。

・補助率  2/3(区1/3、東京都1/3)

C空き巣対策補助
空き巣等の被害を未然に防ぐため、台東区内の高齢者や障害者等の世帯を対象に、玄関、鍵、窓等の改良費の一部を補助する。

・補助内容 改良費用の1/2(1万円を限度)

D防犯手引きの配布
区民等の防犯意識の啓発を図るとともに、「防犯の手引き」を作成し、各世帯に配布する。

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● (22)事業所ごみ減量体験講座
26万円 (清掃リサイクル課)

 区内から発生する一般廃棄物発生量の3/4を占める事業ごみの減量を図るため、事業所において廃棄物の管理を行う方を対象に、ごみの減量及びリサイクルに関する講座を開き、ごみ減量への理解と再利用率向上への協力を大きくするよう啓発する。

対象者
事業所において廃棄物の管理を行う方(50人程度)
内 容
生ごみ・プラスチックごみ・紙ごみの減量について、環境・清掃リサイクルの専門家及び実践者を講師として4〜6回の講座を行う。

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● (23)(仮称)エコ緑化フェア
53万円 (環境保全課)

 地球温暖化やヒートアイランド対策の観点から区内の緑化を推進するため、庁舎の屋上緑化モデルガーデンや壁面緑化を活用した総合的な緑化フェアを開催し、区民・事業者への普及推進を図る。

開催時期
平成17年6月(環境月間)

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● (24)環境にやさしいエネルギー利用の推進
280万円 (環境保全課)

 地球温暖化及びヒートアイランド現象の防止のため、新エネルギー・省エネルギー機器を設置する区民モニターを公募し、設置費用の一部を補助するとともに、エネルギーの削減効果や経済性などモニタリング結果を報告してもらい、導入効果を広く区民に紹介する。
対象機器
・住宅用太陽光発電システム
・自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
・潜熱回収型給湯器(エコジョーズ)

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● (25)事業者の環境配慮行動の支援
326万円 (環境保全課)

 地球環境保全と区内の産業の活性化を図るため、中小事業所を対象に環境配慮行動や環境ビジネスを促進するための実態調査を行い、経済と環境の好循環のための支援策を検討する。

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● (26)(仮称)まちかど図書館整備
1,500万円 (中央図書館)

 図書館をもっと身近に暮らしの中で活用してもらえるよう、小学校図書室の活性化を支援するとともに、学校図書室や地域の公共施設を活用し、子どもたちをはじめ近隣住民が気楽に利用できる(仮称)まちかど図書館を整備する。

開設場所
区内小学校
開設日
土・日曜日・祝日など学校教育に支障のない日
所蔵冊数
児童図書・紙芝居等を中心に5,000冊
 事業内容
・学校図書室の充実及び活性化のための支援
・地域の乳幼児や児童を対象にした「お話し会」などの開催
・司書及び区立図書館図書検索システムを配置
・区立図書館所蔵資料の貸出・返却サービス
・簡易なレファレンスサービス(利用者が情報収集するためのお手伝い)

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