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「動の馬」、「静の射手」、人馬一体の美技を約2万人が堪能「浅草流鏑馬(やぶさめ)」

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更新日:2024年4月20日

鎌倉武士の狩装束を身にまとい、疾走する馬上から、壱ノ的、弐ノ的、参ノ的を次々と弓矢で射抜く古式ゆかしい「浅草流鏑馬(やぶさめ)」が20日(土曜日)、隅田公園内の特設馬場で行われ、約2万人の見物客が堪能しました。

ここがポイント!

・ウィーン市第1区イネレシュタットとの姉妹都市提携35周年を記念して、「総奉行役」をオーストリア大使が務めました!
・英語でのアナウンスを放送し、外国人観光客へも対応しました!

流鏑馬

流鏑馬の射手を務めたのは、鎌倉時代の礼法、弓術や弓馬術を今に伝える小笠原流の門人たち。「インヨーィ(陰陽-射)」と、静まり返った特設馬場に響き渡る射手の掛け声。勇ましい狩装束の射手が、緑の樹々のトンネルを駆けぬける馬上から、54cm四方の3つの的を次々と射抜きました。鏑矢が見事命中し、的に仕掛けた紙吹雪がパッと飛び散ると、見物客から拍手が湧き起りました。

草鹿

一方、隅田公園の山谷堀広場(浅草7丁目)では、流鏑馬の執行に先立って、日本古来の伝統行事である草鹿(くさじし)を台東区弓道協会の主導で行いました。草鹿は、約20m離れたところから、高さ約110センチメートルの鹿の形をした的をめがけて弓を引くものであり、烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿の射手が、大勢の見物客が見守る中、腕前を競いました。

当日の様子

開催概要

日時

令和6年4月20日(土曜日)
草鹿は午前11時45分から
流鏑馬は午後1時から

会場

区立隅田公園内の特設馬場(花川戸1丁目)

主催

台東区

執行

小笠原流弓馬術礼法宗家 小笠原 清忠 氏

共催

台東区弓道協会・一般社団法人浅草観光連盟

お問い合わせ

観光課

電話:03-5246-1151

ファクス:03-5246-1515

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