第4回 江戸まちたいとう芸楽祭ビートたけし杯「お笑い日本一」グランプリは「四天王」！～たけしが認めた若手芸人リモート版ビートたけし杯「お笑い日本一」本選～

　江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会（事務局：台東区東上野4丁目5番6号台東区役所　文化振興課内）は、“たけしが認めた若手芸人ビートたけし杯「お笑い日本一」”本選を、2月8日（火曜日）浅草:東洋館にて開催いたしました。
　今年が4回目の開催となった、ビートたけし杯「お笑い日本一」。今回は、渥美清や萩本欽一など多くのスターを輩出する伝説の演芸場「東洋館」（旧浅草フランス座）に、いま最も勢いのある若手芸人7組が登場し、60人（感染症対策の為、定員の50％以下）の観客の前で熱い戦いが繰り広げられました。
　会場ではナイツ塙氏が進行を務め、ビートたけし氏は別会場よりリモート中継にて審査を行いました。全67組の中から栄えある第4回目のグランプリに選ばれたのは…「四天王」！
　ビートたけしさんの審査会場での様子や各出場コンビのネタ、表彰式の様子などを収録した映像は、後日YouTube「江戸まちたいとう芸楽祭公式チャンネル」にて配信いたします。
　以下にイベント終了後のビートたけし氏、塙宣之氏（ナイツ）、グランプリの「四天王」のコメントを記載いたします。
　貴媒体にてお取り上げくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

江戸まちたいとう芸楽祭名誉顧問 ビートたけし氏コメント
　みんな接戦だったし結構ウケたネタもあった。その中でも「四天王」が一番放送に乗るような正統派な感じだったかな。今日の全体の印象としては、みんな同じネタの繰り返しが長い！そして売れていないのに場慣れしている感じがするのは良くないね。人前に出るときは、新鮮さや初々しさがないとね。お笑いは宇宙論の様に正解はないんだよね。もし漫才がきちんとできた上でくだらないネタをするなら良いけれど、あまりにも奇をてらうくだらない芸はどうかなぁ。
　芸人というのは辞めないことが大事で、辞めたら今までの努力が無駄になる。一生貧乏して売れない芸人をやるというのも人生だ。どういうことで売れちゃうかわからないから、とにかく頑張ってほしい。

塙宣之氏（ナイツ）のコメント
　今回は司会を一人でやったが、たけしさんが自由にボケてくれるのでリモートでのやりとりではあったが楽しくやれた。たけしさんのコメント通り各出場者は全体的にお客さんを見られていない、自分たちで楽しんでいるコンビが多かったと感じた。また全体的にツッコミのテンションなどが少しずれていたりといった細かい部分はこれから良くなっていって欲しいと思う。
＜優勝：四天王について＞
　第一回に出ていたということで大会の空気感を知っていた点も有利だったのかなと思った。たけしさんもおっしゃっていた通り諦めずに、辞めずに売れるまで頑張ってほしい。

グランプリ 「四天王」のコメント
　コロナ禍で大会を開いてくれたことが本当にありがたい。第一回大会出場の際は大惨敗だったのでリベンジできてうれしい。たけしさんに認められたことを言いふらしたい。
　今回の勝因として、どんなお客さんに向けてやるのかを考えギリギリまでネタを悩んだことが結果に繋がったと思う。たけしさんのコメントは痛いところを突かれているなと思いつつもすごく勉強になるのでありがたい。これからの改善につなげていきたい。
　今後は天狗にならずに謙虚に、たけしさんが「たけし杯から売れた芸人がいない」とおっしゃっていたので僕らが売れて「たけし杯の優勝者すごいんだぞ！」というところを見せていきたい。ビクターミュージックアーツにもお笑いがあるということを広めていきたい。
　賞金の30万円は、半分の15万円ずつで分け、引っ越し代にしたい（卓也）、実家の両親に2000円ほど送りたい（ジェット）。

たけしが認めた若手芸人　ビートたけし杯 「お笑い日本一」概要

＜開催日程＞令和4年2月8日（火曜日）
＜場所＞東洋館（旧浅草フランス座）（台東区浅草1丁目43番12号）
＜審査員>江戸まちたいとう芸楽祭名誉顧問 ビートたけし
＜進行＞塙宣之（ナイツ）、アル北郷、〆さばアタル
＜出場者＞アマレス兄弟、カカロニ、四天王、ストロベリーロマンス、ぽんぽこ、魔族、モシモシ　　
以上7組（五十音順）
＜出場資格＞概ね芸歴20年以内の芸人（漫才・コント）
＜公式サイト＞http://www.taitogeirakusai.com/ （外部サイト）
＜公式YouTubeチャンネル＞YouTube「江戸まちたいとう芸楽祭公式チャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCwFgaboMXLX6Dp4CShGLKEQ（外部サイト）
【参考】

＜第1回グランプリ＞マッハスピード豪速球

＜第2回グランプリ＞該当なし

＜第3回グランプリ＞オキシジェン