デンマークの伝統行事に挑戦だニャアア!駐日デンマーク大使館で台東区立谷中小学校1年生が「ファステラウン」に参加
ページID:706918589
更新日:2019年3月4日
3月3日(日曜日)、谷中小学校1年生の児童15名が、デンマークの子供達と一緒に駐日デンマーク大使館(渋谷区猿楽町29-6)で行われたファステラウンに参加しました。
ファステラウンとは、復活祭(イースター)より7週間前の日曜日と月曜日に行われるデンマークの子供のイベントで、子供たちが仮装をして、お菓子(キャンディーなど)が入っている木造の樽を順番にバットで叩いていきます。
樽を叩いた子供たちの内、樽の底を打ち落としてお菓子を出した子供はキャットクイーン(猫の女王)、樽の最後の板を打ち落とした子供はキャットキング(猫の王様)となります。
谷中小の子供達が様々な仮装で力強く樽をたたいて、デンマーク人の子供達とのコミュニケーションを楽しみました。
ファステラウンの様子
樽が割れる様子
開会に先立ち、フレディ・スヴェイネ・駐日デンマーク大使からは「台東区の皆様ようこそお越しくださいました!子供達はいろんなコスチュームを着てくれてうれしく思います。今日はあいにくの雨ですが、どうぞファステラウンを楽しんでください!」という歓迎のご挨拶をいただき、その後、谷中小学校の児童は日本語と英語で学校紹介を行いました。
谷中小学校の、左幸之助くん(6才)は「樽が割れたときはおみくじで大吉を引いたような気持ちだった。来年も参加したい!」と話し、根津優凛くん(7才)は、「剣道と野球をやっているので棒で打つことには慣れていた。樽を割った瞬間すごくうれしかった!」とうれしそうに述べていました。デンマークの美南ニルセンさん(8才)は「ファステラウンは今日で3回目の参加だった。楽しいのでまた来年も参加したい!」、イーサン イェンセンくん(12才)は「今日は10回目の参加で初めてキャットキングになれた!お姉さんに自慢したい。」と感想を話していました。
台東区では、今後も様々な機会を通してデンマークやその他の国々との交流を進めていきます。
集合写真
参加の経緯
台東区では、2017年日本・デンマーク外交関係樹立150周年を契機に、デンマーク及び姉妹都市であるデンマーク グラズサックセ市との友好関係を一層深め、区民の国際理解の促進を図る交流推進事業を実施しました。
その一環として、「東京都オリンピック・パラリンピック教育」実施方針に基づく「世界ともだちプロジェクト」で、デンマークが対象国となっている谷中小学校から、希望した児童がファステラウンに初参加しました。
2019年は3度目の参加となります。
交流推進事業
交流推進事業に関する詳細は、区公式ホームページをご覧ください。
http://www.city.taito.lg.jp/index/kusei/shimaitoshi/oshirase/2017-jp-dk-150.html
「世界ともだちプロジェクト」
区の教育委員会が各区立学校に5か国を割り振り、学校では各国の「調べ学習」を行い、その中から交流可能な国を選び、間接的、直接的交流を図るもの。
主催
Den Danske Klub i Japan(駐日デンマーク人のグループ)
主催者Facebook
https://www.facebook.com/ddkjapan?sk=info(外部サイト)
お問い合わせ
都市交流課
電話:03-5246-1193